苦しいだけの「完璧主義」を簡単にやめられるシンプルな考え方

苦しいだけの「完璧主義」を簡単にやめられるシンプルな考え方

ママとして、社会人として、妻として、嫁として……。

なんでも完璧にやろうとしすぎて、しんどくなっていませんか? ひとりで色々抱え込んでしまっていないでしょうか?

今回はそんなママのために、コミュニケーション・ライターの黄本恵子が、「完璧にやらなきゃ!」主義を簡単に卒業するヒントをお伝えします。

 

■思い込みのせいで完璧主義になっている!

完璧主義な人は、「他人からどう見られているか」を普段から過剰に気にしてしまう人が多いようです。その背景には「すべての物事は完璧にしないと無意味」、「完璧でないと愛されない」という、歪んだ思い込みがあります。

完璧主義になってしまうのは、幼少期の親子関係が大きく影響しているのだとか。

心理学者のフロイトによると、3歳ぐらいまでに、親から厳しいしつけをされると、几帳面・頑固・倹約といった完璧主義的な性格を作ってしまうのだそうです。

心理学的には、なんでも完璧を目指すタイプの人は、常にストレスを抱えることになり、心理的疾患にかかりやすいと言われています。

 

■完璧主義が及ぼす子どもへの影響とは……

”子は親の鏡”というコトワザが昔からありますが、子は親の姿を見て育つもの。

完璧主義な親に育てられると、同じように「完璧にやらないと意味がない」「完璧でないと愛されない」という歪んだ思い込みを持ってしまう可能性があります。

すると、やりたいことがあっても行動できない、言いたいことがあっても周りを気にして何も言えない、消極的な子どもになってしまう恐れがあります。

子どもたちには、積極的にやりたいことをやって、いつでも活き活きと輝いていてほしいですよね。

 

■完璧でなくても愛しているし愛されている

完璧な人間なんて存在しません。そして、「完璧だから愛される」「完璧だから認められる」というわけでもありません。

あなたは、自分のお子さんを、完璧だから愛しているのでしょうか?

きっと、そうではないはず。できないことや他の子より劣っていることにイライラすることはあっても、自分の子どものダメなところって、最高に可愛いと思いませんか?

旦那さんにしても、同じだと思います。完璧な存在だから結婚したのではないはず。あなたにしか見せない弱さがあるからこそ、愛しているのではないでしょうか。

「完璧だから愛される」「完璧にしないと認めてもらえない」というのは、歪んだ思い込みであることがわかると思います。なんでも完璧にしなくても、あなたはしっかり愛されているのです。

 

■たまには「お願いしていい?」と言おう

まずは自分で自分に「完璧じゃなくてオッケー」を出すことからスタートしましょう。そして、勇気を出して周りにSOSを出してみてください。

自分の弱さを否定して、隠そうとして生きている人より、自分の弱さを素直に認められる人のほうが愛されます。周りの人は、そんな人を見て「力になりたい」。そう思うものです。

そのため、「ママ、今日しんどくてお料理できなかった。ごめんね」とお子さんに言う日があってもいいのではないでしょうか。

または、「あなた、私、最近仕事でストレスがたまってて。今日とても疲れてるからお洗濯物お願いしていいかな?」と旦那さんに言ってもいいのではないでしょうか。

ママのそういう姿を見て、子どもは”できないことは素直に認める” ”謝ることの大切さ” ”人と協力していく姿”を学んでいくのだと思います。

 

まとめると、「そのままの私がみんなから愛されてる」と思うこと。そして、辛いときはSOSを出すこと。これらがとても大事なのです。

何でも「完璧じゃなきゃダメ!」というのは、ただの思い込み。そんな邪魔者は頭から追い出して、家族みんなが過ごしやすい家を作るためにも、今の自分をもっと好きになっていきましょう。

 

【著者略歴】

※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。愛飲家で、ビールが大好き。

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