「背筋をまっすぐ!」は小さい子どもに言わない方がいいと判明

「背筋をまっすぐ!」は小さい子どもに言わない方がいいと判明

子どもの姿勢が悪いと、気になりますよね。

姿勢は見た目の問題はもちろん、内臓の働きまで影響しますし、一度悪い姿勢を覚えてしまうと正すのはなかなか大変です。そのため、気がつくたびに「背筋ピン!」と子どもに注意しているママも多いのでは?

筆者もしょっちゅう指摘されて育ち、大人になった今でも指摘され続けています……。ありがたい反面、小言のようでうんざりしてしまうのですが、我が子のこととなると同じように気になって、つい指摘してしまうのが親心。

しかし、なんと「背筋をまっすぐに!」と言わないほうがいいことがわかったのです。今回はその理由と、正しい姿勢の作り方をお伝えしたいと思います。

 

■そもそも人間の背骨はまっすぐではない

そもそも人間の背骨はS字カーブを描いているため”まっすぐ”ではありません。よい姿勢とはまっすぐな姿勢ではなく、正しい位置にあることなのです。

子どもに「背筋をピンとしなさい」と伝えると、子どもは背中をただまっすぐにするため、首や肩、背筋、腰などに無理な力がかかって、身体がこわばってしまいます。これは不自然な姿勢なので、苦痛も伴うことになります。

常にこの姿勢にするよう注意されていると、姿勢を正すこと自体にネガティブな印象を与えてしまうことになりかねません。

では”正しい姿勢”にしてあげるためには、どうすればいいのでしょうか?

 

■子どもを正しい姿勢にする方法3つ

(1)椅子環境を整える

子どもの正しい姿勢には、子ども自身が気づかないうちに自然によい姿勢をとれる環境をつくってあげることが大切です。まずは椅子を整えてあげましょう。

床から椅子の座面までは、足裏全体が床に接することができる高さが最適です。座面からテーブルの高さは、椅子に腰掛け、手をテーブルの上に置いたときに、肩の位置が上がらず肘をつけられるようにします。

ちゃぶ台など床に座る場合は、子どもにはテーブルが高いので、ベビーチェアを使うといいでしょう。

また見落としがちなのが、背もたれ。

座面の奥行きが深すぎると背もたれまで遠く、腰が落ちてしまいます。これを防ぐためには、背もたれと子どもの背中の間に支えを作ります。

クッションなどを使用し、仙骨(腰の後ろ)のあたりを支えてあげれば、自然と上体を起こすことができます。

ベビーチェアには何段階かの調整ができるものも多くあると思いますが、ついつい面倒くさくて、子どもが大きくなっても以前のままだったり、逆に大きくなることを見越したサイズに調整していたりしませんか?

正しい姿勢には、成長に合ったジャストサイズが不可欠。こまめな調整を心がけたいですね。

(2)大人がお手本になる

子どもばかりに注意して、自分の姿勢は意識していますか?

親は子どもの鏡。まずは親自身がよい姿勢を見せてあげましょう。すぐには理解できないかもしれませんが、日常的によい姿勢を見ていれば、子どもは自然と大人を倣います。

(3)”鼻・耳・肩”の3点を意識させる

正しい姿勢のポイントは”鼻・耳・肩”の3点を意識させることです。

「鼻とおへそをそろえてみよう!」

「耳と肩をそろえてみよう!」

「両方の肩をそろえてみよう!」

これならゲーム感覚で、子どもをよい姿勢に誘うことができそうですね。具体的なうえに、小言にもならないのでおすすめです。

 

いかがでしたか?

人間の身体は、”ラクな状態”を維持しようとするもの。”よい姿勢”を”ラクな姿勢”にしてあげるため、子どもには意識せずによい姿勢がとれる、心地よい環境づくりが大切なことがわかりました。

口酸っぱく注意するのではなく、まずは身体の発達段階に応じて生活環境を整えて、自然に身体に正しい姿勢を覚えさせるように、気を付けてあげてみてくださいね!

 

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【参考】

月刊クーヨン編集部(2013)『月刊クーヨン別冊 早く気づいて、ゆったり育てる 1・2・3歳のからだケア 2012年 03月号』 クレヨンハウス

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