今「日本の察する文化」が海外で大絶賛されている理由4つ

今「日本の察する文化」が海外で大絶賛されている理由4つ

2020年の東京オリンピック招致のため、滝川クリステルさんが、”おもてなし”という言葉を使ってプレゼンし、世界的に話題になりましたよね!

相手の心を察して、見返りを求めずに相手が喜ぶことをする精神のことを”おもてなし”として紹介しました。

そんな日本の”察する力”から生まれた製品、サービスや文化が、海外では昔から「素晴らしい」と絶賛されています。

今や、安部首相が、そういった”日本の売り”全般を『クール・ジャパン』として産業化し、海外市場で経済効果を狙う政策をとっています。このように、日本の”察する文化”は世界で注目の的!

では、具体的に、海外ではどのような理由で”察する文化”がウケているのでしょうか? 日本にいると、なかなか見えないことですよね。

そこで、海外在住歴が長い筆者が早速調べてみました。4つの理由に絞って説明します!

 

■1:サービスが素晴らしいから

今「日本の察する文化」が海外で大絶賛されている理由4つ

察する力をフル活用して、かゆいところに手が届くサービスを行うのが海外にはない視点なので、高く評価されています。

例えば、レストランでおしぼりが出てくること、公共交通機関が時間に正確であること、タクシーの自動ドア、スーパーの野菜がすでに計測済み(海外ではいちいち測る)、自動販売機の充実度、マクドナルドのスマイル”0”円……など、海外ではないサービスです!

しかも、日本では、どんなに良いサービスを受けてもチップの必要がありません。無償で行われているからこそ、相手が思いやりの精神を感じて嬉しくなるのです。

 

■2:日本製グッズが秀悦だから

今「日本の察する文化」が海外で大絶賛されている理由4つ

”察する力”によって、みんなが「こんなものが欲しかった!」と思うものを作るから、日本製グッズは海外でも称賛されています。

例えば、生理用ナプキン。海外では、まだ分厚い綿のような商品も多いし、日本のように小袋を開封すると同時に全てのシールがはがれる仕組みになっている商品はありません。世界一のクオリティだと言われていることがうなずけます。

次に、トイレの音姫、浴室暖房乾燥機は、日本人が特許を取得したって知っていますか?海外では音をそもそも気にしないので、音姫付きのトイレをまだ見たことがありませんが、ドバイの主要ショッピングモールで見かけるトイレのメーカーはすべて『TOTO』でした。

あとは、例えば食品のパッケージに「やけどしないように気をつけて開封してください」など、注意書きがありますが、海外では、そのような親切なことは書いていません!

また、日本にいると気づきませんが、歯ブラシ、芯がしっかりした綿棒、ヘアピン(海外の綿棒やヘアピンはすぐに曲がる)、取り替え時期がわかるオムツなど、数えたらキリがないほど、日本製品って実はスゴイのです。

筆者は娘用に『コンビ』のマグカップを愛用していますが、これは外出時に外国人のママに必ず「それ、どこの?」と聞かれるアイテムです!

何度投げても壊れない頑丈さと、持ち手の工夫、中身が逆戻りしないストローなどの気配りが、海外にはない発想だからです。

 

■3:こだわり方が尋常じゃないから

今「日本の察する文化」が海外で大絶賛されている理由4つ

海外から見ると日本人の”細部へのこだわり”は芸術の域に達していて、度肝を抜かれるようです。そんなこだわりは、使う人や受け手の気持ちを思うからこそ。だから海外でも新鮮でウケるのです!

例えば、車、電化製品などは、世界でもトップクラスの品質を誇っています。”ものづくり”という言葉がすでに海外で認知されていますが、日本のものづくりへの情熱が、精巧な製品を通じて感じられるのだと思います。

その細部へのこだわりの精神が、サブカルチャーでは”オタク文化”となります。フランスでは誰もが”Manga”を知っているように、オタク文化が世界で人気となって久しいですよね!

今や「オタク文化が世界を変える」と言われるほど、経済的にも日本のサブカルチャーの影響力ってスゴイのです!

 

■4:意外性があるから

今「日本の察する文化」が海外で大絶賛されている理由4つ
”意表を突く”展開のため、日本のエンターテイメントは世界で評価されています! 例えばハリウッド映画って、先が読めて分かりやすいストーリーが多いと思いませんか?

それが、日本の映画や文学となると、意外な結末にびっくりすることが多いです。日本人は察することが得意だから、先が読める展開を好みません。”オチの意外性”が重要視される文化と言えます。

その良い例が、『水戸黄門』。黄門様がただの老人だと、悪代官様や、わたしたち視聴者までもが思ってしまいます。

それが、エンディングで、驚異のどんでん返し! 同じように、ホラー映画やアニメも、この意表を突くやり方で世界でも人気となっています!

ちなみに”意表を突く”って、そもそも相手の思うことを察した上で、想像と違うことをするという意味なので、”察する力”としては上級編ではないでしょうか。

 

いかがでしたか? そもそも”察する文化”がわが国で始まったのは、なんと江戸時代からなんです。

江戸時代に、人口密度が密集する街で、思いやりを持って他人と共生するための行動哲学として生まれた規範だったとか。それが現代にまで受け継がれている、ってスゴイと思いませんか!?

オリンピックに向けて、これから日本は海外からどんどん注目を浴びることになります。”察する力”から生まれた日本の良い面が、より世界に認知されると良いですよね!

 

【参考】

※ 「クール・ジャパン推進機構」設立法が成立 事業予算は500億円 - ハフィントンポスト

新しい働き方が江戸時代にあった!リーダーに密かに伝承されてきた「江戸思草」とは? - 東洋経済オンライン

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