ニューヨークは保育料30万!比べて痛感「日本の安さ」

ニューヨークは保育料30万!比べて痛感「日本の安さ」

なんと、アメリカのニューヨークにあるウォール街周辺(ファイナンシャル・ディストリクト)に住む人達の1ヵ月に使う保育園&ベビーシッターの平均費用は、3,288ドル(≒34万円)もするそうです!

保育料が1ヶ月でこんなに高いなんて、信じられないですよね。これは、『ニューヨーク・ポスト』の、ニューヨーク市民の家計出費の内訳を市内の地域ごとに比較する記事でわかった数字。

筆者自身、ニューヨークに来て子どもの保育料が高すぎてビックリ。何度も何度も「まさか? まさか?」と、確認してしまったくらいです。

このように、ニューヨークの保育料を見ていくと驚きの連続なので、日本と比べて気付いたことなどをちょっと詳しくお伝えします。

 

■保育料は高いのに保育の内容はイマイチ?

1ヶ月で34万円近く保育料を払っていると、生活が大変になってしまいますよね。

それで『ニューヨーク・ポスト』でも、3歳の子どもをトライベッカの保育園に月1,400ドル(約14万4,000円)で通わせているスティーブさんが「実質そうなのか気分的なものかはとにかく、ラットレース(働いても一向にお金が貯まらない状態)だよ」とコメントしています。

でも、月1,400ドルならまだマシかもしれません……。

というのは、私自身がマンハッタンで保育園を探したときは、2,000ドル(約20万6,000円)は当たり前だったから! 中には、3,000ドル(約30万8,000円)近くするようなところも……。

幸い、私の子どもが通っていたのは週350ドル(約3万6,000円)、月に直すと1,500ドル(約15万4,000円)程度でしたが、日本人の感覚としてはかなり痛いものがありました。

ただし、費用が高いからと言って、保育内容が日本と比べて素晴らしいというわけでもないです。園ごとにカリキュラムの違いがあるので、ひょっとしたらものすごい教育プログラムを実施してるところもあるのかもしれません。

しかし、場所柄的に教室は狭いし、給食もあるとは限らないし、保育時間も午後6時くらいに延長なしで終わってしまうところが多め。だから、お迎えが遅くなるときはベビーシッターを頼んでしまい、これによりまたお金が……。

高いのは、働くお母さん向けの保育園だけではありません。日本の幼稚園の年少・年中に相当するPre-K(Preschoolとも言います。義務教育であるKindergartenの前に通うので”Pre”です)も、同様です。

こちらは、保育時間が午前中だったり午後3時までだったりと短め。

そのため、スケジュールによっては月1,000ドル(約10万3,000円)を切るところもありました。ても、例えば週3日・半日のみ(昼食なし)で月1,000ドルみたいな感じなので、お得とは程遠いです。

ちなみに、上のデータが子どもを持たない人の出費も含めた全体平均なのか、子どもがいる人に限った平均なのかは『ニューヨーク・ポスト』にも『Mint.com』にも書かれてません。

多分、後者だと思うのですが、前者だとしたら、子どもがいる世帯だけでの保育園&ベビーシッターの平均費用はもっと高くなってしまうことに……。保育料は、ニューヨークよりも日本の方がずっと安いと感じますね。

 

■日本の保育料は私立でも平均年間54万円!

今、日本では認可保育園の空きが足りないことで、「子育て環境が整っていない」とも言われてますよね。しかし、認可か認証の保育園に入れれば最大でも月7、8万円くらいの費用(自治体によって変動)。

無認可のところでも、認可保育園の保育料とかけ離れないような取り組みが進行中です。

それで朝から(延長すれば)夜まで子どもを預かってもらえて、さらに認可・認証なら園の広さとか保育士さんの人数とか全部基準を満たしているのは、本当にすごいこと。

幼稚園に関しても、日本では高いと言われる私立幼稚園の費用も、高くて年間数十万円の範囲。文部科学省の調査によると、平均では公立が23万円、私立が54万円となっているようです。

ニューヨークでこんなに高い保育料がまかり通っているのは、ニューヨーク市民がみんなセレブだからかというと、そうでもありません。

確かにニューヨークには桁が3つくらい違うレベルのお金持ちもいますが、ごく普通の庶民やもっと低所得の人もたくさんいます。また、ニューヨーク以外の地域でも、アメリカの保育料は日本に比べて高めです。

そんな中、とくに低所得家庭の子どもがPre Kにきちんと通えるよう補助しようとする動きもあります。実際、今年のオバマ大統領の一般教書演説の中でも「アメリカの全ての4歳以上の子どもに、良質で手頃なPre-Kを!」という部分も……。

ただしこれは、低所得じゃない側の人たちから反発を受けています。

日本では、保育園も幼稚園も相対的にリーズナブルな保育料で通えるし、収入が少なければ補助もありますよね。そのため、「日本のこういうことは、もっと誇りに思っていいんじゃないかな」と思います。

 

ちなみに、冒頭でご紹介した『ニューヨーク・ポスト』の数字は、『Mint.com』という個人財務管理サイトがネタ元です。

『ニューヨーク・ポスト』の記事では、ウォール街周辺だけでなく、ニューヨーク市内12の地域について、各地域の住人が何にいくらくらい使っているのかも紹介していました。

保育園関係だけでなく、タクシー代とかフィットネス費用とか、色々なカテゴリに関してデータに基づいた記事になっていました。ニューヨークについてもっと知りたい方は見てみては?

 

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【参考】

City residents’ spending habits vary block-by-block - New York Post

[保育費] 保育料の高い私立幼稚園(都内)ランキング - となりの芝生

幼稚園にかかる費用はどれくらい? - 公益財団法人 生命保険文化センター

※ President Barack Obama’s State of the Union Address - The White House

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