食品表示の鵜呑みは危険!非表示の化学物質が14種類あると判明

食品表示の鵜呑みは危険!非表示の化学物質が14種類あると判明

今、食品偽装が問題になっていますよね。それで、内閣府の「消費者行政の推進に関する世論調査」で、最も関心が高い消費者問題は”食品の安全性”であることが明らかになっています。

こういった背景から、食品表示をしっかりチェックするようになった女性は多いのでは?

しかし、鵜呑みにするのは危険です。食糧ジャーナリストの手島奈緒さんは、著書『まだまだあった!知らずに食べている体を壊す食品』で、「食品添加物が全て表示されているわけではない」と警告しています。

食品表示は、どんなところが省略されているのでしょうか? この点について、手島さんの著書を引用しつつ説明していきます。

 

■添加物なのに詳しく書かなくてもいいものも……

なんと、食品表示に書かなくてもいい化学物質名があるそうです!

「全ての原材料が表示されていると考えている消費者が多いと思いますが、実は違います。

化学物質名はわかりにくいからと簡略化されていたり、複数の化学物質名を書かなくてもよい一括名が決まっていたりと、食品に使用されている全ての物質が表示されているわけではないのです」

一括名を見て満足しないように気を付けたいですね。そして、この一括名で表示することが認められている食品添加物は、14種類もあるとのこと。

 

■今、一括名で表示できてしまう添加物14種類

その添加物については、以下の通り。

(1) イーストフード

(2) ガムベース

(3) かんすい

(4) 苦味料

(5) 酵素

(6) 光沢剤

(7) 香料又は合成香料

(8) 酸味料

(9) 軟化剤(チューインガム軟化剤)

(10) 調味料(その構成部分に応じて種類別に表示)

(11) 豆腐用凝固剤又は凝固剤

(12) 乳化剤

(13) 水素イオン濃度調整剤又はpH調整剤

(14) 膨張剤

中でも、最初のイーストフードはバリバリの化学物質です。塩化アンモニウム、塩化マグネシウム、グルコン酸カリウムの総称。調理パンでよく見かける表示なので、注意して見てみてください。

手島さんは、「一括名は食品添加物の用途をわかりやすく表示できるといいながら、実は正体をあいまいにしている魔法の言葉でもあるのです」と指摘しています。

食べ物が体を作るので、しっかり見極めていきたいですね!

 

これで食品表示に満足してはいけない理由が、よくわかりましたね。しかし、2015年から施工される予定の”新食品表示法”が食品表示も大きく変わる予定なのだとか。この法律に、しっかり注目していきたいところですね。

ちなみに『まだまだあった!知らずに食べている体を壊す食品』には、「知らなかった!」と思うような食品事情がたくさん出てくるので、安全でおいしいものを選びたいママはぜひ読んでみてください!

 

【参考】

※ 手島奈緒(2014)『まだまだあった!知らずに食べている体を壊す食品』 アスコム

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