入学後に絶対役立つ!小学校入学前にお風呂でやるべき簡単なこと

入学後に絶対役立つ!小学校入学前にお風呂でやるべき簡単なこと

春は、新学年がスタートする季節! 何だかワクワクしますよね。中には、子どもがあと1ヶ月で小学校に入学するのがとっても楽しみ、というママもいるのでは?

子どもの成長は喜ばしいです。しかしその反面、「うちの子、勉強についていけるかしら?」「●●ちゃんは足し算がもうできるけど、うちの子は大丈夫?」など不安になることもありますよね。

実際、多くの小学生がつまずく単元があります。そのため、幼児期にある程度”身に付けておいた方がよいこと”があるのです!

家庭での算数の実体験、“先行体験”と言いますが、これが入学後”生きた知識”として絶対に役に立ちます。

そこで今回は算数の先行体験について、『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』の著者の立石美津子がお話しします。

 

■子どもは小2で習う”かさの単位”を苦手としやすい

まず、今は“ゆとり教育”ではなくなりました。“脱ゆとり”です。昔、4年生で習っていたl(リットル)やdl(デシリットル)などのかさの単位は今、小学2年生で登場しています。

ついこの間まで幼稚園児で、小さい指で「ひとつ、ふたつ……」と数えていたかわいい子どもが、入学して1年ちょっとでこんな難しい課題に取り組むのです。

ちょっとビックリしてしまいませんか?

しかも、これが結構、学力の高い子どもでも苦手とする単元なのです。実際、大人でも「1,000mlは何dlですか?」と聞かれて、咄嗟に「はい、10dlです」と正確に答えられる人は少ないですよね。

でも、恥ずかしいことではありません。普段、生活している時に使わない単位なので、ピンとこないものなのです。

しかし、そんな中にキラリと目を光らせてどんどん理解できる子どもがいます。それはズバリ! お風呂で計量カップやペットボトルを使って水遊びをした経験がある子どもです。

そんな子どもになるために、お風呂で次のように遊んでみましょう。

 

■かさの単位がわかるようになる”お風呂の水遊び”

(1)100円ショップのキッチンコーナーで、1,000ccと100ccの計量カップを買ってくる。

(2)お風呂で「はい1,000mlね」と言いながら、子どもの頭に1,000ccカップでジャーっとお湯をかける。

(3)100ccカップを1回かけて「1dl(100ml)かけました!」、10回かけて「1lかけました!」と遊ぶ。

このような水遊びをすると、子どもにどういいのか?

「おじいちゃんは毛が薄いから500mlだけで済んだよ。節水エコできるね」と言った子どもがいました。500mlがどれくらいか実感として理解しているのです。わかっていないと絶対に出ない言葉です。

もちろん、正確に理解しなくても問題ありません。体感的に知っていることが大事なのです。家庭ではあくまでも実体験のみ。プリントでの学習は入学後、学校で教えてもらえばいいのです。

また、牛乳パックから注ぐ、ペットボトルを買う時、裏を見る習慣をつけるとさらにいいでしょう。

 

■小学校入学まで”先行体験”しておくべきこと7つ

もちろん、実体験をしていないと理解できないことは、かさの単位だけではありません。

重さ、長さ、時計、展開図、分数など沢山あります。本格的に学習が始まる入学前に体験させることが重要です。子どもに是非、以下のような先行体験させてほしいです。

(1)体重計で自分の体重を測る

(2)身長を測る

(3)クッキー作りをして小麦粉をはかる

(4)「早く、早く」と急かすだけでなく時計を意識させる言葉をかける

(5)折り紙を折って真ん中を切って広げてみる

(6)積木やレゴを作る

(7)羊羹やピザを「何分の一」と言って分ける。時には「半分」ではなく、「二分の一」と言ってみる

どれも、そんなに難しいことではありませんね。

 

■lやdlは豆や穀類を小売りするときに使う単位だった

筆者は、「何故、日常生活で使われない単位を小学校で教えるんだろう?」とずっと疑問に思っていました。みなさんも、気になりませんか?

それで、文部科学省に電話してみました。(電話をすると何でも教えてくれます!)

すると、「l・dlは世界共通の単位です。ですから義務教育で教えます。しかし、日本ではlやdlの単位は現在のところ、豆や穀類を小売りする際に用いられているだけで、日常でスーパーなどの商品でほとんど使われていないので理解は難しいかもしれませんね」という解答をいただきました。

ちゃんと背景があったのです! 単位を学ぶ理由がよくわかりましたね。

 

計算プリントがどんどんできる。数を100まで数えられる。たったこれだけで、「算数ができる!」と錯覚しないようにしましょう。プリントだけでは絶対に理解できない、先行体験をさせてください。

すると、子どもが授業でつまづきにくくなります。とくにお風呂の水遊びは100円の計量カップ2個だけ、たったの200円でできます。早速、今夜トライしてみませんか?

小学校に上がる前に家庭でやっておいた方がよい勉強については、『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』に詳しく書いています。こちらも是非お読みくださいね。

 

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【著者略歴】

※ 立石美津子・・・1961年大阪市生まれ。聖心女子大学在学中、幼稚園教諭・小学校教諭免許を取得、佛教大学にて特別支援学校教諭許取得後、障害児教育に携わる。32歳で株式会社パワーキッズ(教室名:エンピツらんど)を起業。

現在、教室に3歳~小学校3年生まで7,500名の生徒が通う。講演家・作家・自閉症児の子どもを持つ1児の母。

著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』(中経出版)、『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』(あさ出版)がある。

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