理系の女性が「男性に比べると恐ろしく少ない」6つの理由

理系の女性が「男性に比べると恐ろしく少ない」6つの理由

みなさん、女性は理系に向いてないと思っていませんか?

実際、”STEM”と呼ばれる、科学(science)・技術(technology)・エンジニアリング(engineering)・数学(math)の分野では、女性の割合は少ないです。

このような背景から、「女性は向いてなさそうな気がする」もしくは「女性で理系は珍しい」などと思ってしまいがち。

そもそも、なぜ理系の女性は少ないのでしょうか? 科学ニュースサイト『LiveScience』を参考に、この理由を説明していきたいと思います。

 

■1:幼少期に固定観念ができているから

実は小学校では、男子生徒と同じくらいの女子生徒が理科に興味を示しているのです。小学4年生に行った調査では、女子の66%、男子の68%が、理科を好きだと答えています。

しかし、科学者の絵を描かせると、ほとんどの子どもは男女関係なく白衣を着た男性を描きます。女性の科学者を描くときは、深刻な表情ばかり。とても幸せそうには見えません。

このような固定観念によって、日本の中学2年生になる頃にはSTEMの職業について、男子が女子の2倍も興味を持つようになります。

 

■2:男子に影響が出るかもと思われていたから

これまで、「女子生徒が理系に興味を持つと、男子生徒が興味をなくしてしまうのではないか」と思われていました。

しかし、クラスでSTEMに興味を持つ女子生徒が増えるということは、男子生徒たちの興味も増すことができることを教育者も気がついています。

女子生徒が「私も科学者になれるかもしれない」と可能性を持つことができれば、男子生徒も「自分もできるんだ!」とプラスに考えるようになります。

 

■3:教師が女子生徒に先入観を持っているから

教師は理科や数学の授業において、女子生徒より男子生徒とやりとりをすることが多い傾向にあることも原因のひとつです。

また、男子生徒の実験を手伝う際には、教師はどのようにするかを説明します。

しかし、女子生徒には、単にその実験を教師自身がやり、女子生徒はただ見ているだけということが多くあるのです。

 

■4:親が子どもに理系の魅力を教えないから

女子学生を科学、技術、エンジニアリング、数学に興味を持たせるためには、教師や親のサポートが非常に重要であることがわかっています。

女の子の親は、数学やエンジニアリングなど様々な理系の分野でキャリアが見込めることを気付かせてあげましょう。

また、親や教師は、若者にSTEM職の道へ進むために何をする必要があるのかを教えることも大切です。

 

■5:女子は諦めやすい傾向があるから

例えば、大学の成績で”B”を取った場合、女子学生は不十分な成績だと思い、その授業を諦めてしまうことが多いことがわかっています。

しかし、男子学生は例え”C”を取ったとしてもクラスに残る傾向があります。このように、理系の道についての考え方には、大きな男女差があるのです。

もちろん、対策は可能です。学校でしっかり指導すれば、差は縮められます。

 

■6:女子は向いてないと思われていたから

これまで、女子は向いてないと言われていました。実際、ずっと共通テストでは、男女差が確かに見られました。しかしこれは、生まれつきのものではありません。

例えば、空間能力の男女差は女性が優位に立つ文化では存在せず、父権制に基づく文化ではより強いのです。

つまり、教育、経験、固定概念、励まし、両親の協力によって変えることができるのです。

また、2009年の調査では、男女不平等な国は男女平等な国に比べて、数学の成績も男女差が大きいことがわかっています。

ただ単に、文化的な要因が大きいだけなのです。

 

以上、理系の女性が少ない理由でした。いかがでしたか?

女性だからといって、理系に不向きというわけではないことがわかりましたね。もしお子さんが理系の授業や仕事に興味を持ったら、ぜひ応援してあげてください。

 

【参考】

6 Myths About Girls and Science-LiveScience

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