「面白そう」と思うだけで勉強の効率がアップする脳科学的な理由

「面白そう」と思うだけで勉強の効率がアップする脳科学的な理由

「面白そう」と思うだけで勉強の効率がアップする脳科学的な理由

勉強って、本当に嫌ですよね。色々と覚えないといけないことは多いし、「やってらんない!」と思ってしまいませんか?

でも、興味のあることなら、すぐ頭に入りますよね。これ、一体なぜなのでしょうか?

実は、脳研究者・池谷裕二先生が、この理由について『ネイティブがよく使う動詞』の中で解説されていました! 以下から、詳しくご紹介したいと思います。

 

■「面白そう」と思ったものはちゃんと頭に残る理由

池谷先生は、「興味を持つことで、脳は”記憶しやすい状態”になります」と言っています。

そもそも記憶のメカニズムから説明すると、「記憶とは、脳の神経細胞のネットワークが”再編成”されること」なのだそうです。

脳の神経細胞は、ニューロンという言葉の方がピンときやすいでしょうか。この細胞は、電気信号を発して情報をやりとりする特殊な細胞です。

記憶するとき、この細胞のネットワークは一度崩れて、また組み直されているのです! そしてこのネットワーク、「面白そう」と思うとやわらかくなる、とのこと。

「”面白そう”と思うと、ネットワークがやわらかくなるので、情報がすんなり入り、”再編成”が起こりやすくなります。言うまでもなく、その状態で覚えた方が効率がいいわけです」

例えば、素材もやわらかいと水分や衝撃を吸収しやすくなりますよね。これと脳も一緒。”興味”でネットワークがやわらかくなると、記憶に残りやすくなるのです!

からまった毛糸がほぐれる瞬間をイメージすると、もっとわかりやすいかもしれません。「面白そう」と思うと脳内の毛糸がほぐれてその情報がスーッと浸透しますが、逆に「うわ~苦手!」と思うとなかなか行き渡ってくれないのです……。

 

■英語が苦手でも「面白そう」と思って覚えられる方法

でも、苦手意識って、一度持つとなかなかなくならないですよね。例えば、英語。苦手な人は多いはず!

英語は、動詞、前置詞、副詞、名詞が色々ありすぎて覚えるのが面倒だから、苦手意識を持ってしまうんですよね……。

『ネイティブがよく使う動詞』は英語本なので、英語を「面白そう」と思う方法についても、池谷先生からのアドバイスがありました!

なんと英語を勉強するときは、単語の組み合わせの妙を、「これは料理と同じ」と思って楽しむといいそうです。

「例えば、動詞と前置詞・副詞、名詞は単なる素材で、それらを組み合わせると、料理ができあがる、と考えてみるのもいいかもしれません。

いいシェフの作る料理は、”あの2つの素材から、こんな料理ができるなんて!”と驚くような仕上がりでも、きちんと2つの素材の個性(各単語の概念)が生かされているのです。ただの足し算ではないんですね。

そうやって楽しんで覚えることが大切です」

料理って、組み合わせですもんね。単語の組み合わせを化学反応と思うと楽しめそうです。

 

いかがでしたか? 子どもの勉強も、楽しむことがいかに大事かこれでよくわかりましたね。

ちなみに、この『ネイティブがよく使う動詞』は単語の組み合わせを楽しめるようなしかけになっているので、英語苦手なママにもオススメの一冊ですよ!

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【参考】

デイビッド・セイン(2013)『ネイティブがよく使う動詞』 アスコム

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