死に至る危険も…とても恐ろしい「誤飲」から身を守る方法

死に至る危険も…とても恐ろしい「誤飲」から身を守る方法

死に至る危険も…とても恐ろしい「誤飲」から身を守る方法

食べ物以外を誤って飲み込んでしまう”誤飲”の事故、日本ではどれぐらい起きていると思いますか?

平成19年から23年までの5年間に、東京消防庁管内で、窒息や誤飲などで5,739人の乳幼児が救急搬送されています。実はこんなにも、赤ちゃんや小さい子どもの窒息や誤飲事故が起きているのです!

そのため、「うちの子は大丈夫」なんてことは言い切れません。それでは、誤飲を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか? 以下から、予防や対処の方法をご紹介します。ぜひ「知っているつもり」と自分の知識に満足しないで、しっかり確認しておきましょう。

 

■赤ちゃんの成長は速いので”絶対に大丈夫”はない

まず、とくに要注意なのは、1歳2、3ヶ月くらいの赤ちゃんです。大体これぐらいの子どもは、何でも口に入れてしまいます。もちろん、早いと生後5ヶ月ごろから物をつかみ、つかんだら口に入れる行動が見られるので、用心は早めにしておいた方がいいです。

そもそも、赤ちゃんの成長スピードはとても速いです。昨日までは全然できなかったのに、突然ずりばいで移動したり、テーブルにつかまり立ちしたりすることも考えられます。よって、どんな年齢でも”絶対に大丈夫”ということはありません。

そして、ハイハイや伝い歩きができるようになると、行動範囲がとても大きく広がります。事故防止をしていたつもりでも赤ちゃんは日々成長するものなので、「届かないと思った」「引き出しをあけられないと思った」などといった事態もありえます。

悲しい事故が起きる前に、しっかり対策しておきましょう。

 

■子どもの誤飲を防ぐために親ができること5つ

誤飲対策は、本当にすぐできます。そこで次に、公益財団法人 日本中毒情報センターの「家庭内での中毒事故防止チェックリスト」を参考に、親ができることを5つお伝えします。

(1)口に入れたら危険なものは子どもの前で使用しない

子どもの前で錠剤の薬を飲む、化粧をすることを避けるのも対策のひとつです。子どもは大人がしていることを本当によく見ていて、すぐ真似をします。化粧品の中でもとくにマニキュア、除光液、香水、染毛剤は危険ですので注意しましょう。

(2)普段使うものの電池ボックスの”蓋”を確認する

おもちゃやリモコンの電池ボックスの蓋は確実にしまっていますか? また、ネジは緩んでいないでしょうか? 子どもがよく触るものですので、しっかり確認しておきましょう!

(3)使ったあとは、きちんと片付ける

一番大切なことは使ったあとに、しっかりと片付けることです。灰皿やタバコの吸殻、薬、化粧品など出しっ放しにしないようにしましょう。

これから寒くなり、灯油を使う家庭も増えると思います。しかし、給油ポンプやポンプ受け、ポリタンクは子どもの手が届かない場所に置くようにしてください。

(4)保管方法を工夫する

洗剤やカビ取り剤、漂白剤などの洗剤類は、子どもが開けられない場所に保管しましょう。子どもが台に上れるようになると、絶対に届かないと思っていた場所にも手が届いてしまうことがあります。

台をなるべく置かない、そして台を使って届く場所には危ないものを置かない、というような工夫も大切です。

(5)子どもに危ないものを認識させる

1歳を過ぎて、ある程度こちらの話がわかるようになってきたら、危ないものをしっかり教えることもとても大切です。

子どもはいろんなものに興味を持ち、触ったり、おもちゃにしたりしますが、「これはおもちゃじゃない」「これは食べ物や飲み物ではない」ということを教えましょう。

 

■身近なものの中で”とくに危険性が高いもの”

さらに、子どもはトイレットペーパーの芯(39mm)を通る大きさのものなら、口の中に入れて飲み込んでしまう可能性があります! そのため、要注意なものは、何も薬や化粧品、電池や洗剤だけではありません。

東京消防庁のサイトによると、とくに危険なものはボタン電池、灯油、キャンドル・オイルだそうです。

(1)ボタン電池

飲み込んだ電池が食道にとどまってしまうと、分単位で粘膜がただれ始め、大動脈まで穴が開いて死亡することもあるそうです。

(2)灯油

水と間違えて飲み込むことがあります。胃から逆流してしまうと、灯油の蒸気が器官から肺に入り、ひどい肺炎を起こす危険があります。

(3)キャンドル・オイル

これらは、色がついているので飲み込んでしまう子がいるそうです。これも灯油と同じ状況で肺炎を起こす危険があるので、気を付けましょう。

 

■子どもがうっかり誤飲してしまった場合の対処法

最後に、”誤飲してしまったときの対処法”について。これは、消費者庁の「子どもを事故から守る!」プロジェクトの情報を参考にお話しします。

(1)口の中を確認しましょう

口の中にまだ残っていたら、指を入れて取り出すようにします。このとき、大きな声で呼びかけるとびっくりして器官に吸い込んでしまうことがあるので、そっと声をかけて口の中をチェックしましょう。

(2)様子を見る

化粧水、乳液、シャンプー、インク、アルコール飲料などは、少量(1ml未満)誤飲しても、ほとんど無害ですが、念のため様子を見ましょう。普段と様子が違っていたら、病院を受診しましょう。

(3)肺炎につながるものは吐かせず病院に行く

誤飲してしまった場合、吐かせるか吐かせないか悩みますよね。何をどれくらい飲んでしまったのか落ち着いて確認し、原則は吐かせます。

ですが、強いアルカリ性の洗剤、漂白剤、除光液、灯油、キャンドルのような揮発性のものは、吐かせることで液が器官に入ってしまい、肺炎を起こす危険がありますので、吐かせず、至急病院に行きます。

どうしても判断に迷った場合は、119番、もしくは日本中毒情報センターに連絡をし、指示を仰ぎましょう。

 

いかがでしたか?

誤飲はあってはならないことですが、ママが少しでも誤飲に関する知識を頭に入れておくだけで、予防や正しい対処は可能となります。誤飲は命に関わることもありますので、注意して生活しましょう!

 

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【参考】

※ 家庭内での中毒事故防止チェックリスト – 公益財団法人 日本中毒情報センター

※ 乳幼児の窒息や誤飲に注意 – 東京消防庁

※ 「あなたのお子さんは安全?」薬・化粧品・洗剤などの誤飲 – 消費者庁

※ 中毒110番・電話サ-ビス- 公益財団法人 日本中毒情報センター

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