いざというときに「家から持ち出すべきもの」チェックリスト

いざというときに「家から持ち出すべきもの」チェックリスト

災害は、いつ起こるかわかりません。しかも首都圏は、たびたび「直下型大地震が来る」と言われているため、最低限の心構えはしておくべきですよね。

中でもとくに考えておきたいのは、避難所で過ごす可能性です。平成23年に起きた東日本大震災では、大勢の人が家を失い、避難所生活を余儀なくされました。

大人だけなら避難所でも何とかなるかもしれません。しかし、赤ちゃんや小さな子どもがいる場合は、たくさん必要なものがあります。用意すべきものを事前に知っておいた方が、いざというときに落ち着いて対処できます。

そこで今回は、防災士の佐藤美嶺さんに非常時に持ち出すリュックの中身について教えていただきました。ぜひ、以下の情報をチェックリストとして使ってください。

 

■避難するとき必ず用意しておくべきもの9個

(1)飲料水[500ml×人数分]

(2)非常食[1日分×人数分]・・・飲料水も非常食も、本当は3日分あると安心できますが、重さを考えて入るだけにしましょう。

(3)ラジオ

(4)懐中電灯・・・ラジオもそうですが、懐中電灯も携帯電話の充電器がセットになったものがあります。

これらは、手回しorソーラータイプだと、もしものときの電池切れも防げるので安心です。もちろん、持っている携帯電話に繋げるか端子もチェックしておきましょう。また、携帯電話の機種変更のとき、一緒に揃えておくのもアリです。

(5)おむつ

(6)おしりふき・・・お風呂に入れないとき体を拭くことができます。

(7)除菌シート・・・手を洗うことができない非常時に必須のものです。

(8)予備の乾電池[懐中電灯用]

(9)生理用品

 

■避難時や避難所生活で役立つもの12個

(1)サバイバルナイフ

(2)防寒シート

(3)使い捨てカイロ・・・防寒シート同様、寒さ対策になります。

(4)レインコート・・・防塵や防寒になります。子ども用も、ボタンやファスナーの規格が大人用と同じになっているものが便利です。

(5)箸やスプーン・・・自分専用のものがあると安心できます。

(6)軍手・・・作業をするときの必需品です。

(7)肌着類[下着や靴下など]・・・体の清潔を保つため必要になります。

(8)ガーゼや包帯・・・ケガの手当に使えます。

(9)ライターorマッチ

(10)携帯トイレ・・・とくに市街地で被災した場合、トイレ事情は深刻です。最低一つは持っておくと安心できます。

(11)地図・・・引っ越して間もない人は必須です。

(12)通帳のコピー・・・口座番号の控えでもOK。その他必要なことをメモして入れておきましょう。

 

■災害時、色々なことに使える便利なもの4個

(1)大小ビニール袋・・・汚物入れ、おむつカバー、手袋代わりにできます。

(2)食品用ラップ・・・食器にかぶせて衛生的に食事ができます。包帯代わりや防寒にもいいです。

(3)手ぬぐいや風呂敷・・・ケガの手当てやおむつ、バッグ代わりになります。

(4)ストッキング・・・包帯代わりに使えます。強度があるので紐としての利用もOK。

 

■子どものために用意しておいた方がいいもの5個

(1)お菓子・・・食べ慣れたものや羊羹、豆菓子などがオススメです。

(2)絵本・・・かさばらないものがいいです。ママのゆっくりした声で読んであげると子どもも安心します。

(3)ベビーソープ・・・身体の清潔を保つために。試供品などかさばらないものを用意しましょう。

(4)ベビークリーム・・・赤ちゃんの肌はトラブルが多いもの。ベビークリームなら、子どももママも一緒に使えます。こちらも試供品を活用し、コンパクトにしましょう。

(5)爪切り・・・意外と代用が難しいものです。これは、手指の衛生を保つためだけでなく、子どもの世話をするときのケガ防止になります。

 

■乳児のいるママが用意しておくべきもの3個

(1)ミルク 3日分

(2)使い捨て哺乳瓶や紙コップ・・・哺乳瓶の洗浄には大量の水が必要です。衛生を保てない場合は、紙コップで飲ませてあげましょう。

(3)母乳パッド

 

■非常持ち出しリュックを用意するときの注意点

(1)女性が背負える10kgぐらいにする

非常持ち出しリュックには、避難所に泊まることになった場合に必要なものを入れておきましょう。佐藤さんは、「女性が持って避難できる荷物は10kgが目安」と言います。

けれどもママは、子どもを抱っこして避難しなければいけません。とくに歩き始めの赤ちゃんは抱っこしないといけないですが、3歳以上の普段しっかり歩ける子どもでも、非常時に歩くことは難しい可能性があります。

年齢などにもよりますが、子どもだけで10kgくらいになってしまいます。そのため、実際に子どもを抱っこした状態で背負ってみて、自分が背負える重さを確認しておきましょう。

(2)しっかりした作りのリュックを選ぶ

このときのリュックは、“登山用のしっかりとした作りのリュック”を佐藤さんが推奨しています。

とくに“肩ハーネス”や“腰ハーネス”があるものだと、重さの感じ方が全然違うそうです。また、ぜひハーネスの長さを体に合わせておくなどの軽く感じる工夫もしておきましょう。

(3)物をパンパンに詰め込まないようにする

そして、非常持ち出しリュックに物をパンパンに詰め込んではいけません。少しだけ、スペースをあけておきましょう。ママバッグの中身や、そのとき思いついた必要なものを入れられる余裕をあけておくと安心です。

できれば中身は、ビニール袋など小分けにしておくのがオススメなのだとか。こうすると、防水・防塵効果や中身を探しやすいというメリットがあります。

ビニール袋自体も便利グッズとして役に立ちますよね。防炎効果があった方がいい場合は、防炎加工をしてくれるクリーニング店などもあるそうなので探してみては?

 

いかがでしたか?

もちろん、各家庭で必要なものは違います。上記のリストを参考にして、それぞれの非常持ち出しリュックを作ってください。

非常持ち出しリュックは、ヘルメット(防災ずきん)と一緒にすぐに持ち出せる場所に置いておきましょう。あと、抱っこ紐もすぐに取り出せるようにしておくと安心ですよ。

 

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【取材協力】

※ 佐藤美嶺・・・防災士。特定非営利活動法人 日本防災士会/防災士会みやぎ 正会員。現在、子育て真っ最中の一児の母。山形県出身。仙台市在住。

乳幼児親子を中心に、ママ目線での防災・減災に関する講座やワークショップなどの講師として活動を行っている。手遊びや体験を交えて、“忙しいママにもできる実践的な防災・減災のアイデア”を伝える防災講座はいつも好評。

詳しい情報は、ホームページ『ママの立場で考える防災・減災 佐藤美嶺』で公開中。連絡は、minesato.bosaicoza@gmail.comへどうぞ。

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