出先で災害に巻き込まれたとき「必要なもの」チェックリスト

出先で災害に巻き込まれたとき「必要なもの」チェックリスト

東日本大震災から月日が経ち、だんだんと危機意識が薄れてきていませんか?

東京大学地震研究所の発表によると、今後4年以内に首都圏直下型地震が起こる確率は70%とのこと。70%って、結構高いですよね。

震災後、防災グッズを購入したというママも多いと思います。ですが災害は、必ず家族が家にいるときに起こるとは限りません! 家に防災グッズをしっかり用意していても、外出先で災害が起きてしまったら、意味がないですよね。

そこで今回は、防災士の佐藤美嶺さんに、外出先で災害にあった場合に対応するための防災グッズについて教えていただきました。

もちろんママバッグには、子どもに必要なものがたくさん入っていると思います。けれども、もしものときのために、以下のチェックリストを参考にして一度見直してみてください!

 

■毎日の必需品として用意しておきたいもの11個

(1)財布[硬貨含む]・・・もしものときに備えて、硬貨やテレホンカードも持っていると安心です。

(2)携帯電話・・・簡易充電器も持っていると安心できます。

(3)おむつ

(4)おしりふき

(5)子どもの着替え

(6)除菌シート[ウェットティッシュ]

(7)ビニール袋

(8)おむつ替えシート

(9)ハンカチ

(10)ティッシュ

(11)タオル

今は、1人1台以上、携帯電話を持っている時代です。普段はほとんど公衆電話を使うことがないと思います。

しかし、スマートフォンは電池の減りが速いです。さらに、もしものときに電源が入らず電話をかけられないという事態に陥る可能性もあります。

こういったことは、普段の便利な生活に慣れていて忘れてしまいがち。そのため、携帯電話の簡易充電器や、公衆電話用に10円玉やテレホンカードは用意しておくと安心です。

 

■もしものときのために備えておきたいもの13個(なるべく軽量&コンパクトに)

(1)母子手帳、保険証、免許証などのコピー・・・身分証明になります。ただし、個人情報のため取扱いには注意しましょう。

(2)パーソナルカード[家族写真]・・・災害時に必要になりそうな情報をメモしておくと便利です。家族とはぐれたときに写真があると探しやすい上、心の安定剤にもなります。

(3)アレルギー情報カード・・・アレルギーを持っている子どもには持たせておいてください。

(4)常備薬・・・とくに、切らしてはいけない薬を飲んでいる人は必要です。生理痛がひどい人は鎮痛剤もいれておくと安心できます。

(5)ホイッスル・・・吹く力が弱くても大きな音が出るものがいいです。

(6)マスク・・・災害時は埃や砂で空気が汚れるので、必需品です。感染予防にもなります。

(7)歯ブラシ・・・災害時は、口腔内の清潔も意識しましょう。口腔内の雑菌が肺炎を引き起こすこともあります。

(8)ソーイングセット・・・簡易的に何かを作るときに重宝します。

(9)生理用品・・・持っているといざというときに安心できます。

(10)絆創膏・・・ケガの手当てに使えます。

(11)輪ゴム・・・用途がいろいろあります。簡易授乳ケープや、クラッシュ症候群の予防にも使えます。

(12)安全ピン・・・こちらも簡易的に何か作るときに便利です。

(13)不透明なポーチ・・・避難所にはプライバシーがないため、中が見えないポーチがあると何かと使えます。

とくに、アレルギーを持っている子どもの場合は、アレルギー情報を書いたメモを持たせてください。

震災のときは”写真”がなくて困った方も多かったようです。こちらも、携帯電話に入れていると充電がなくなると意味がなくなってしまいます。はぐれてしまう可能性も、ゼロではないです。そもそも、家族揃っているときに震災にあうかわからないので、紙のものも持っておきましょう。

また、マスクや歯ブラシなどの衛生用品、常備薬も少し入れておくと安心です。

 

■あると便利なのでできれば用意しておきたいもの6個

(1)保温できる水筒・・・お湯がなかなか手に入らないため、水筒は保温できるものを常備しておきましょう。

(2)スプーンとフォーク・・・子どもは箸だけでは食事が難しいため。自分の食器があるととても重宝します。

(3)お菓子・・・いつも食べているお菓子は子どもの安定剤になります。

(4)音が出ないおもちゃ・・・好きなおもちゃは心の安定剤に。手遊びなども覚えておくといいです。

(5)折りたたみコップ・・・自分専用のものがあると、こまめな水分摂取やうがいができます。

(6)紙エプロン・・・ご飯のときに服を汚さないスグレモノです。

これらは、あると便利なものです。普段の生活では忘れてしまいがちですが、震災が起こると冷静な状態でいることは難しくなりますよね。

そして子どもは環境の変化に敏感ですので、泣いたり、ぐずったりするかもしれません。そんなときに、いつものお菓子や音の出ないおもちゃがあると安心です。また、食事もなかなか大変ですので、スプーンやフォーク、紙エプロンを一式揃えておくと落ち着きますよね。

 

■乳児のいるママが用意しておきたいもの6個

(1)ミルク

(2)哺乳瓶

(3)そのまま食べられる離乳食・・・瓶やお弁当タイプのものがいいです。

(4)紙コップ・・・哺乳瓶が洗えない環境のときは紙コップでミルクを飲ませてください。

(5)スティックシュガー・・・ミルクが手に入らないときは、砂糖水でしのぎましょう。

(6)洗浄剤・・・哺乳瓶が洗える環境になったら必要になります。

これらは、乳児のママの必需品です。乳児は大人と同じ食べ物は食べられないので、どうしても“ミルク”が必要です。

母乳のママだとなかなか思い浮かばないかもしれませんが、ショックで母乳が出なくなあってしまう可能性もゼロではありません。また、赤ちゃんでは、哺乳瓶の消毒などにも気をつけなければいけません。

なかなか洗えるタイミングもないかもしれないので、紙コップや清潔なスプーンがあるとそれで赤ちゃんにミルクや砂糖水を飲ませることができます。

 

いかがでしたか?

必ずしも家に家族揃っているときに震災が起こるとは限りません。また、いざというときに必要なものは各家庭によってそれぞれ違います。あくまでも参考として、ご自身の家庭で何が必要なのか一度話し合ってみることをオススメします!

 

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【取材協力】

佐藤美嶺・・・防災士。特定非営利活動法人 日本防災士会/防災士会みやぎ 正会員。現在、子育て真っ最中の一児の母。山形県出身。仙台市在住。

乳幼児親子を中心に、ママ目線での防災・減災に関する講座やワークショップなどの講師として活動を行っている。手遊びや体験を交えて、“忙しいママにもできる実践的な防災・減災のアイデア”を伝える防災講座はいつも好評。

詳しい情報は、ホームページ『ママの立場で考える防災・減災 佐藤美嶺』で公開中。連絡は、minesato.bosaicoza@gmail.comへどうぞ。

 

【参考】

※ 3月11日以降の首都圏の地震活動の変化について – 東大地震研 広報アウトリーチ室

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