小さい頃から食事マナー悪いと「心臓病リスクが高まる」と判明

小さい頃から食事マナー悪いと「心臓病リスクが高まる」と判明

子どもの頃、親から「もうすぐご飯だからおやつは我慢しなさい」「テレビを見ながらご飯を食べちゃダメ」などと注意されませんでしたか?

食事中に言われるとイラッとしてしまうものですが、大人になるとようやくこのありがたみがわかります。やっぱり、食事マナーができていない人を見るとガッカリしてしまうものです。大事な人と楽しく食事をするために、食事マナーはきっちり身に付けておきたいですよね。

また、子どもの頃しっかり食事マナーを教えられた人は、親になったとき子どもにもしっかり教える割合が高い、と内閣府の調査で明らかになっています。

つまり、あなたが子どもにしっかり教えれば、その子どももまた将来しっかり自分の子どもに食事マナーを教えることになるのです! いいスパイラルは、ずっと続くようにしたいですね。

そしてこの食事マナー、実は人体にも影響があることがわかっています。こういったことが健康に過ごすためにも必要だったなんて、ちょっとビックリですよね……。一体どんな影響があるのでしょうか?

さっそく以下に『カナダ医師会雑誌』に発表された研究結果から、“食事マナーが及ぼす健康効果”をご紹介します。

 

■食事マナーの悪さは心臓病につながる!

以前から、“ながら食い”や“間食”といった、食に関する行動=“食行動”が、成人や青少年にとって、心筋梗塞や狭心症、動脈瘤などの心血管疾患(心臓病)のリスクを高める要因のひとつであることは言われてきました。

ところが、カナダの医師ナヴ・パーサウド博士率いるチームが行った、子どもの“食行動”と心臓病へのリスクに関する研究によると、“食行動”が未就学の子どもの健康にも影響を及ぼしているということが判明したのです。

この研究を行ったナヴ博士は、子どもにとって“どのように食べるか”ということは“何を食べるか”ということと同じぐらい重要だと言っています。では、どのような“食行動”が、どのように子どもの健康に影響するのでしょうか。

 

■マナーだけでなく健康にも悪い食行動3つ

(1)テレビを見ながら食べる

食事中にテレビなどを見ながら食べる、いわゆる“ながら食い”。テレビを見ながら食事を摂ると、ついテレビに集中してしまい、「お腹がいっぱいになった」と気付きにくくなります。そのため、必要以上に食べ過ぎてしまうことも……。

しっかりと食事に集中し、「お腹がいっぱいになった」と脳に感じさせるのは、実はとても重要なことなのです。テレビは消すようにしましょう。

(2)おやつにジャンクフードなどを食べる

肥満も、心臓病の要因のひとつ。子どもは代謝がいいからといって、おやつとしてコレステロールの多いジャンクフードなどを食べる習慣は絶対にやめてください。肥満につながります。

成長期の子どもこそ、バランスのとれた食事を心がけてください。

(3)お腹が空いたときにだけ食べる

決められた時間に食事をとらず、お腹が空いたタイミングで食事をとると、食べた食品の量や質が片寄ってしまいます。

赤ちゃんであれば、ベビーフードを卒業したら、朝・昼・晩はなるべく決まった時間に食事をして、適切な量と栄養バランスを親がコントロールしてあげましょう。

 

いかがでしたか? 内心ドキッとしてしまった人は多いのではないでしょうか。大人でもついやってしまうものもありましたね。

子どもの食事は、味覚や嗅覚、触覚といった感覚を養い、脳へ刺激を与える絶好の機会です。また、親と子がコミュニケーションを取れる貴重な時間でもあります。健康にも大きな影響を与えてしまうので、子どもの“食行動”について今一度、思い返してみては?

 

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【参考】

食事に関する習慣と規範意識に関する調査報告書 – 内閣府

Association between serum cholesterol and eating behaviours during early childhood: a cross-sectional study – Canadian Medical Association Journal

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