子どものアレルギーリスクが20%低下も!妊娠中のママが摂るべき食品

平川裕貴

プレママ

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既に症状が出ている方もいるかと思いますが、今では国民の3分の1が“花粉症”に苦しんでいると言います。また、子どものぜんそくや食物アレルギーも本当に多くなっています。小さな子どもがぜんそくに苦しんでいる姿は、親としても辛いもの。

そんな中、最近アメリカで、ママの妊娠初期の食事によって、アレルギーのリスクが低くなるという研究が発表されました。

今日は『グローバル社会に生きるこどものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、この研究についてお伝えします。

 

■アレルギー発症のメカニズムって?

人間の身体には免疫機能があって、これが、体内に侵入したウイルスやバイ菌などの外敵から身を守り、また、癌細胞や異常な細胞を見つけた場合は退治してくれるのです。

私達の身体にとって、たいへんありがたい機能なのですが、この免疫機能が花粉や特定の食べ物、ダニやほこりなどを外敵と判断し、過剰に反応してしまうとアレルギーを起こします。アレルギーが目や鼻で起こると花粉症に、気管支で起こるとぜんそくに、皮膚に起こるとアトピー性皮膚炎となります。

このアレルギー体質を改善する方法がいろいろ研究されていますが、今回のアメリカの研究は、胎児のうちにアレルギーに強い体質作りができるかもしれないということなのです。

 

■アメリカの研究で判った「アレルギーリスクを低下させる栄養素」

米国マウント・サイナイ・アイカーン医科大学の研究によると、母親が妊娠初期から“ビタミンD”を日々の食事から豊富に摂取していると、子どものアレルギーのリスクが低くなると言うのです。

ビタミンDには、免疫系を調整する働きがあると言われてきたため、ぜんそくやアレルギーに対する効果に関心が持たれていました。

今回の研究では、妊娠初期から子どもが7歳になるまで、母子1,248組を対象に複数回(妊娠中、出産時、学童期)、また複数の方法(母子の食事内容の調査と血中ビタミンD濃度の測定など)によって、ビタミンDレベルを継続的に調査しました。

その結果、妊娠中のビタミンDの摂取量が100IU(2.5μg) 多くなると、その子どもの花粉症のリスクが学童期で、20%低くなることが分かったのです。 ただし、残念ながら、同じビタミンDでも、サプリメントから摂っていた場合は、効果がなかったそうです。

 

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