年間保険支払額は世帯平均41.6万円!? 子どもが生まれたら見直したい保険の保障プラン3つ

福島 佳奈美

家族

独身のときには関心がなかった保険も結婚や子どもが産まれるのを機に加入した人が多いでしょう。

1世帯あたりの保険年間支払額は、なんと平均41万6千円! 生命保険文化センターが実施した『生命保険に関する全国実態調査』(平成24年)による結果です。貯蓄性のある個人年金保険の保険料も含んでいるためですが、かなりの金額になりますね。

保険料はマイホームや教育費と並んで支出が大きいため、少しでも家計をラクにしたいなら保険の見直しが有効ですが、保険には見直すタイミングというものがあります。

そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの筆者が“子育てファミリーが保険の見直しをするタイミング”についてお話します。

 

■保険はどうして必要なの?

そもそも、生命保険や医療保険はどうして必要なのでしょうか? 一言でいえば、“リスクに備える”ためです。

死亡、病気、ケガ……といった生活に潜むリスクが起こった場合に、保険に加入していれば、残された家族が死亡保険金を受け取り、生活を維持できますし、病気やケガでは保険金が生活の支えになることもあります。

基本的には入っているから得とか損とかいうものではない、“助け合いの仕組み”です。

 

■保険の見直しタイミングってどんなとき?

日本人の保険加入率は9割程度ですが、独身の時には保険の必要性は比較的低く、一番保険が必要とされるのは結婚して子どもが生まれた直後です。子どもの生活費、教育費などの保障が必要になるためで、子どもの人数が増えるたびに必要な保障額は上がっていきます。

また、住宅を購入した時も、大きな見直しタイミングです。住宅ローンを組んだ場合に、団体信用生命保険という保険に加入する場合がほとんどだと思いますが、これは住宅ローンに付随する生命保険になります。

新たに保険に加入したことになりますので、これまで自分で加入していた保険を見直す必要があります。

 

■結婚・子どもが生まれたら見直したい保険の保障プラン3つ

子どもが生まれたら保険を見直す必要があると述べましたが、具体的にはどのように保障が必要になるのでしょうか?

いくつか例を挙げてみます。

(1)子どもの生活費を確保する保障・・・死亡保障として定期保険や収入保障保険で備えるのが一般的。共働きの場合は妻の死亡保障も必要になることもある。

(2)子どもの教育費を確保する保障・・・保険なら学資保険や低解約終身保険で備えるのが一般的。保険以外の貯蓄等で準備しようと考える方は、万一の時のため死亡保障に上乗せが必要。

(3)妻の病気、怪我に備える保障・・・妻が子どもの世話ができなくなるため、ベビーシッター代、家事代行にかかるお金を確保する必要がある方は加入が必要。医療保険や定期保険で備えるのが一般的。

 

いかがでしたか?

ただ節約したいからと言って、保険をやみくもに減らすのは要注意です!

国の健康保険や年金制度も踏まえた上で、必要な保障内容はきちんと確保しましょう。子どもの成長に合わせて、保障内容が生活状況に合っているか、定期的に確認することが大切です。

 

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【参考】

生命保険の保険料は年間どれくらい払っている? – 公益財団法人 生命保険文化センター

【著者略歴】

※ 福島佳奈美・・・大学卒業後、情報システム会社で金融系SE(システムエンジニア)として勤務し、出産を機に退社。結婚、出産、育児…と目まぐるしく変わる生活の中で、慣れない家計管理に頭を悩ませ、子育て中の2006年にファイナンシャルプランナー(CFP®)資格を取得する。保険、住宅ローン、教育費、老後資金などのお金に関する話を教わる機会はなく、知らなくて困っている人がいるのではないか、と思いFPとして活動することを決意。その後、子育てママ向けセミナー講師、幅広いテーマでのマネーコラム執筆、個人相談などを中心に活動。身近なお金の話を分かりやすく伝えることを得意とする独立系FP。二児の母。

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