ママは叱り役、パパは子どもに甘~い家庭は要注意!「一貫性のない躾」が子どもに及ぼす悪影響

立石美津子

子供

パパはいつも遅くに帰ってきて子どもと遊ぶだけ、躾をする役目は1日中子どもと一緒にいるママで“怒ってばかりいる悪役”です。そんな時ふと「パパはいつもイイ役回りばかり!」と不満を口にしていませんか?

パパ、ママそれぞれの役回りはあっても、躾けにおいては家族内で決まった方針を作ることがとても大切です。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が一貫性のない躾が子どもに及ぼす影響についてお話しします。

 

■躾に「一貫性」がないと子どもは混乱する!?

食事で好き嫌いをして残すと叱るママ。でもパパは「嫌いな物は無理に食べさせなくたっていいじゃないか」「お腹いっぱいなんだから残してもいいじゃないか」とママとは方針が真逆。

こんな対応をすると子どもはどうなるでしょう?

どちらの言うことに従えばいいのか混乱します。そして、好き嫌いしないで残さず食べる習慣は決してつきません。

夫婦の対応ばかりではありません。先生と親の教育方針が違うのもどうでしょうか。

例えば、保育園の給食では好みではないものも出され「好き嫌いなく残さず食べましょう」と躾られています。でも、家での夕飯では「好きな物だけ食べていればいい。残しても構わない」だとしたらどうでしょう?

確かに家庭は子どもにとってもくつろげる場であって、保育園より緩くすることもある程度必要かもしれません。でも180度方針が違うと子どもは混乱し、躾はできなくなります。

 

■異なる対応をするこんな先生がいたら?

保育園で対応が違うこんな先生がいたらどうなるでしょう。

・さくら組の先生は机に上ると厳しく叱るけれども、ひまわり組の先生は「子どもなんてそんなものよ」と注意しない。

・さくら組の先生は紙芝居の最中に席を立ってウロウロすると叱るけど、ひまわり組の先生は気にせず注意しない。

子どもはどっちのことを聞いていいのか分からなくなり、自分が楽なほうを選ぶようになるでしょう。

結果として、“机には乗ってはならない”“先生がお話をしている時は席を離れない”習慣は身に付きませんよね。

この場合、家庭でも食卓に足を上げたら叱ることも必要になります。

 

■躾けは人ではなく「ルール」に従わせる

家や保育園で違う躾の方針だと子どもはどちらの言うことを聞いたらよいか迷うばかりでなく、だんだんと相手を見て行動や態度を変えるようになります。怖いママの前では我儘を言わないけれども、甘やかしてくれる人の前ではやりたい放題になってしまいます。

躾けは“人”に従うのではなく“ルール”に従わせなくては意味がないのです。

 

いかがでしたか?

子どもの躾をする時は人に従わせるのではなく、“一定のルールに従わせる一貫性”が大切です。1日の中で子どもと一緒にいる時間が長いママが躾の担い手になるのは致し方がありません。

時間的に短い接触しかないパパに子どもと一緒に遊んでもらうことは必要です。でも、役割は違っても躾の方針は家族会議を設けて一致させることだけはしておきましょうね。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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