子どものトラブル、「叱る」「見守る」判断基準はとってもシンプルだった!

立石美津子

子供

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子どもが階段の3段目から飛び降りようとしています。

この場合、あなたは子どもに注意しますか?しませんか?

時に子どもは、親から見たら危なっかしいことにチャレンジしようとするものです。この子どもの挑戦をやめさせるのか、放っておくべきかのさじ加減は本当に難しいものですよね。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、放任と過干渉の違いをマスターして、“見守り力”があるママになるコツをお話しします。

 

■「命にかかわる危険行為」を叱らないのは放任

信号が赤なのに道路に飛び出したり、割りばしを口にくわえたまま走りまわったり、ハサミなど鋭利なものを持ったまま走ったり、スーパーマーケットのエスカレーターで手すり上から首を出していたりしたら……。

ほとんどの親は、泡を食って止めに入ると思います。一歩間違えると死亡事故につながるような行為を放っておくことが“放任”です。

命にかかわるような危険な行動は、厳しく注意しましょう。

この時、普段の日常会話と変わらないトーンや表情で叱ってはなりません。

真剣な顔と真剣な声で

「赤信号で道路に出たら車に跳ねられて死んでしまう」

「割りばしをくわえたまま転んだら、ノドに突き刺さって大変なことになる」

「ハサミを持ったまま走ったら、人に刺さってしまう」

「エスカレーターから首を出していたら、壁に挟まって窒息死する」

と、ダメな理由をきちんと説明しましょう。

まだ言葉がわからないと思って、「イタイイタイだからねー」というような、赤ちゃん言葉を使ってはいけません。そんな子ども騙しの言い方では、その行為の危険性が子どもには全く伝わりません。

また、子ども同士が暴力を伴うケンカをした場合は止めに入りましょう。子どものケンカとはいえ、暴力をを見て見ぬ振りするのは育児放棄(ネグレクト)と同じことですよ。

 

■「子どもの挑戦を止める」のは過干渉

子どもが階段の上から飛び降りようとしています。そんな果敢な挑戦をしようとしている子に「危ないから止めなさい」と注意してはいませんか?

子どもは子どもなりに自分の身体感覚と見た目の距離を照らし合わせて、色々と考えているのです。動物的直感で階段の10段目から地上に飛び降りることはまずありませんから、過剰に心配する必要はありません。

ですから、子どもが階段から飛び降りようとした時、黙って見守っていましょう。ママが見てくれているだけで「大丈夫、安心」と勇気が出ます。

もし、転んだら優しく抱き締めてやりましょう。少しくらい擦りむいて、泣いてしまっても経験です。そこから子どもは学習し、「3段目から飛び降りて痛かったから、今度は2段目から跳ぼう」と、次からは気を付けるようになります。

むやみに挑戦を止めてしまうと、子どもは何に対しても失敗を恐れて「どうせできない」と思うようになります。そして、ママからのGOサインが出たものにしか手をださない “チャレンジ精神のカケラもない子”に育ってしまうのです。

人間は成功もすれば、失敗もするものです。それを繰り返しながら人は成長していくものです。ですから、もし失敗しても「ほら言わんこっちやない」「ママの言う通りにしていれば間違いないの」とは、絶対に言ってはいけません。

 

いかがでしたか?

子どもの行動に対して「危なっかしい、失敗しそうだ」「トラブルになりそうだ」と思っても、グッとこらえて、見守ることがポイントです。

放任も過干渉も、子どもにとってはよくない親の態度です。温かく見守りながら、子どものやりたいという意思を尊重する自由を与えてやりましょうね。

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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