なぜなぜ期が左右していた!将来「言われなくても勉強する子」になる親の対応とは

立石美津子

子供

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いつの時代も親の悩みのトップは「勉強しろといくら言っても勉強をしない」ということではないでしょうか。

でも、そうなってしまった原因は子ども自身にあるのではなく、むしろ乳幼児期のママの何気ない対応だったりするんですよ。

まだ2~3歳の子どもでも、あと3年もたてば小学生です。小さいお子さんがいるママも他人ごとではありませんね。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“言われなくても勉強する子”に育てる方法をお話しします。

 

■なぜ、勉強しないのか

子どもはなぜいくら言っても勉強しないのでしょうか。その答えはズバリ!勉強したくないからです。言われなくてもわかることですよね。

では、なぜ勉強したくないのでしょうか。

基本的に人間は興味、関心がないことを知りたいとは思いません。勉強に興味がないということは、“知らないことを知りたい”という気持ちが薄いということです。

それでは、なぜ勉強することに興味が持てないのでしょう。その原因は幼児期にまでさかのぼります。

 

■知識欲が旺盛な時期を逃さないこと

2、3歳の子どもは特に“知りたい”という知識欲旺盛な時期です。

「なんであの人帽子かぶっているの?」「なんで葉っぱは緑なの」と、ありとあらゆるものに疑問を持ち、しつこく聞いてきます。

時間や気持ちに余裕のある時は丁寧に教えてあげるかもしれません。しかし、夕飯の支度やママ友ともおしゃべりを楽しんでいる時は、いちいち答えるのが面倒になりますよね。

そしてつい、「ママは帽子をかぶっている人じゃないからわからない」とか、「葉っぱは緑って決まっているの!」といった、答えになっていない答え方をしてしまいます。

これらは答えてあげるだけまだいいほうです。ひどくなると「うるさいわね!いちいち聞いてこないで!」「そんなこと子どもなんだから知らなくていいの!」と言って、質問に答えることすらしないケースもあります。

こんな風に返されると、子どもは「ママに何を聞いても無駄。もう質問するのはやめよう」と思うようになり、“知らないことを知る”ことに興味を持てなくなります。

これでは、“知らないことを知る”ことが醍醐味である勉強に興味がもてるはずがありませんよね。

少し大変ですが、子どもが質問をしてきた時は家事やおしゃべりを中断して丁寧に答えてあげましょう。自分でもわからないことがあれば、ネットや図鑑で子どもと一緒に調べることで、子どもは「学ぶことは楽しい。わかることは嬉しい」と思うようになり、知らないことは自分で調べる習慣まで身につけます。

これは、家事手伝いも同様です。子どもはままごとでは飽き足らず、ママのお手伝いしたがる時期があります。そんな時期にお手伝いをさせないと、料理をすること自体に興味関心がもてなくなり、高校生ぐらいなってから「うちの子はちっとも家事を手伝わない」と嘆くことになったりします。

 

■無理に興味を引き出そうとするのはNG

勉強に興味がもてないもう一つの原因は“親が先回りして教えてしまうこと”にあります。

たとえば、絵本の読み聞かせをする場合、まだ文字の読めない子どもに「絵本を通じて文字を覚えさせたい」と親は考えてしまいがちです。

しかし、子どもが絵に夢中なっているのに、読み聞かせを中断して「この字は○○って読むのよ」と教えるのはいかがなものでしょうか。

こんな風に興味を持っていないものを無理に押し付けると、子どもは「文字は嫌なもの」と思うようになってしまいます。そして、文字を読むこと自体が嫌いになってしまう可能性もあるのです。

 

いかがでしたか。

「勉強しろ」と言って勉強するようになれば、こんな簡単なことはありません。本人が勉強に興味を持つことが一番の近道です。

そのいい例が勉強する子の親が「勉強しろ」と言わないことではないでしょうか。

子どもが知りたいと思っていないのに先回りして教え込んだり、興味を持っているのに教えてあげなかったりせずに、幼児期から子どもが勉強に興味を持てるように接していきたいですね。

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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