アセると逆効果!子どもが「みるみる言葉を覚える」3つの条件

立石美津子

子供

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子どもが成長するにつれ、他の子どもと知り合う機会が増えてきます。

そうなると、つい心配になってしまうのが“我が子の成長のペース”。身体の大きさや歩き始める時期など、ありとあらゆる面で他の子と比較してしまい、少しでも遅れていると、心配でたまらなくなってしまいますよね。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が、親が特に気にしがちな“子どもの言葉の発達”を促す方法についてお話します。

 

■1:言葉が遅いからと「訓練」しない

まだ1歳そこそこなのに「ブーブ来たよ」と二語文を話すママ友の子。それに比べて、我が子はもう2歳後半なのに「マンマ、ブーブ」と喃語に毛が生えた状態だと、おしゃべりで社交的なママ友の子が羨ましくなってしまいますよね。

しかし、子どもに言葉を覚えさせようと、単語訓練をはじめてはいけません。なぜなら、言葉は人と関わりたいという動機があって初めて覚えられるものだからです。

そもそも、言葉は人とコミュニケーションするためにあります。ですから、子どもが「人と関わりたい」と思っていなければ、なかなか言葉が出てこないのは当たり前なのです。

では、どうしたら言葉を覚えるようになるのでしょうか?

 

2:ともだちとの関わりが「言葉を話したくなる」機会に

0歳から2歳くらいの子どもは家族だけの世界で生きています。話さなくても目と目で心が通じあってしまう間柄なので、言葉を話す動機が生まれにくいのです。

この場合は、親以外との関わりに興味を持つことで、話したくなるきっかけを与えることができます。

例えば、お友達とおもちゃの取り合いをしてしまった時、歯や手で強引におもちゃを奪うよりも「貸して」「ちょうだい」ということで、相手に思いを伝えることができると教えてあげましょう。

そうすることで、子どもは体験を通して「言葉って便利、もっと使ってみようかな!」と思うようになります。

ママ友との付き合いがちょっと苦手な方も、子どものためにぜひお友達と遊ばせてあげてくださいね。

 

3:目で訴えられてもあえて反応しない

親はつい子どもの反応を見て先回りしてしまいがちです。しかし、この行動は子どもが言葉を覚えるチャンスを奪うものになります。

子どもが目で「ジュースがほしい」と訴えたら、すぐにジュースを出していませんか?

これでは、言葉を話す必要性が生まれません。この場合は、「ジュースがほしいときは“ジュース”って言ってね」と子どもに教えましょう。まだ話せない子は「ジュー」だけでもOKです。

これができるようになったら「ジュースちょうだい」と言わせましょう。もし、「ジュース!」と単語だけを叫んだら、「ジュースがどうしたの?」と聞き返してみましょう。相手に伝わるように話さないとダメだということを教えるのです。

 

いかがでしたか?

顔や体格が違うように発達のペースにも差があるのは当然です。早く歩いた子は将来、運動神経が高くなるとか、言葉を覚えるのが早い子は国語力があるというわけではありません。

子どもの成長はゆっくり見守っていきましょうね。

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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