将来「家事が当たり前にできる娘」に育てる3つのコツ

立石美津子

It Mama, 子供

88285828

家事と育児をしながら働きに出て、毎日夕飯の支度に追われているワーキングママ、こんな夢を描いてませんか?

「将来娘が大きくなって成長した時に、仕事から帰宅後、娘が夕飯を作ってくれたらいいなぁ」

現実は、そんな親の期待とは裏腹に、20代で料理がろくに作れない、結婚するまで包丁も持ったことがなく、味噌汁ひとつ作れない、なんて女性が最近は多くいると言います。

我が子がこんな風になってしまったらちょっと悲しいですよね。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が将来家事がこなせる子どもに育てるために親がすべきこと3つをお伝えします。

 

■1:興味関心のベストタイミングを逃さない

子どもは、やたらとママの手伝いをしたがる時期があります。ママが野菜や肉を切ったり、お皿を洗っていると傍にきて、興味深くその様子を観察しています。

その証拠にいつの時代もおもちゃのおままごとセットが売れ、子ども達は砂場でおままごとをして遊びます。そして人気があるのは“お母さん役”だったりします。

そうして、子どもはおままごとセットから、本物の包丁でキュウリや人参を切ったり、陶器のお皿を洗ってみたくなるのです。 

そんなとき「手を切ったら危ない」、「お皿を割られたら大変」と一切やらせない親がいます。そして数年後、「もう、中学生になったんだから少しくらい家事を手伝って」と伝えても、“興味関心の芽”を10年前に摘んでしまったため、子どもは今さらやろうとはしないでしょう。

実際、火を使ったり本物の包丁を触らせると、火傷したり怪我をする危険は伴いますが、興味関心をもった子には、「包丁はまだ一人じゃ危ないから、ママと一緒にお料理しようか」と伝えて、一緒に取り組んであげましょう。

 

■2:失敗してもダメ出ししない

手先がまだ器用ではない子どもは大人のように上手にできる訳がありません。それなのに、子どもにこんなNGワードを言ってませんか? 

(1)(野菜を切る際に)ダメダメ、そんなにバラバラに切らないで、同じ長さに切って

(2)(お皿を洗う際に)そんな洗い方じゃダメ!ほら、まだここ汚れているじゃない

(3)(タオルを畳む際に)ダメダメ、そんなグチャグチャの畳み方じゃ、もう一度やり直し!

せっかく楽しんでやっているのに、イチイチこんなダメ出しをされたら誰でも意欲が減退してしまい、「もう、二度とやるもんか!」と思ってしまいます。 

 

■3:子どもに完璧を求めない

子どもがお皿をピカピカに洗えない、タオルを上手く畳めないのはなぜでしょう?

それはやり方を知らないから。やり方を教わっていないのですから上手くできるわけがありません。

汚れを水で流してからスポンジに洗剤を付けてお皿の裏表を洗う、タオルは隅っこを合わせて2つ折りにして、それから更に半分に畳む、など手順を1から教えてあげましょう。

大切なことは、口で言うだけでなく一緒にやること。子どもの成長につながります。 

もう一つのできない理由は、回数をこなしておらず、慣れていないから。

やり方を教えて、回数をこなせば必ずできるようになります。最初から子どもへ完璧を求めないようにしましょう。また、思うようにできていなくても、それを子どもの前では指摘してはいけません。

子どもが寝てからお皿を洗い直し、タオルを畳み直せばいいのです。時間がかかって面倒な作業にはなりますが、そのひと手間が最終的にママが楽できる近道だったりします。

 

いかがでしたか?

たとえ、時間がかかっても家事の役割分担を子どもに与えることが大切です。親がやっていたら、いつまでも身の回りのことができるようになりません。

結婚前は料理が苦手だった人も、回数をこなすうちに、段取り良くできるようになっていますよね。子どもも同じです。長い目でみてあげましょうね。

【関連記事】

※ 外国人が驚きを隠せない「日本人ママのスゴすぎる!」3つのコトとは?

※ 「今日楽しかった?」はNG!? 新学期に言いがちだけど逆効果な親のワード3つ

※ あの頃のラブラブを!「夫をもう一度好きになれる」簡単な方法って?

※ 子ども時代のコレでほぼ決定!将来「子どもがしっかりした大人」になる遊ばせ方

※ 絶対にやめて!どんどん子どもの行儀が悪くなる親のNG行動5つ

【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

関連記事

[fbcomments]