ココが違った!祖父母に子どもを「上手に甘やかし」てもらうには?

北川ワコ

家族

ココが違った!祖父母に子どもを「上手に甘やかし」てもらうには?

「孫は目に入れても痛くない」という言葉がありますが、おじいちゃん、おばあちゃんの“甘やかし”にちょっと不安を覚えるという方もいるかもしれません。実は、“大歓迎な甘やかし”と“NGな甘やかし”があるのをご存知でしたか? 

今回は、4世代大家族育ちの筆者が、おじいちゃんおばあちゃんの“甘やかし”について、お届けします。

 

■子どもの情緒を安定させる甘やかしは大歓迎!

ママは誰でも「子育てに失敗できない」というプレッシャーと闘っています。習い事をさせたり、テレビを制限したりするのは、子どもの将来を思ってのこと。しかし、子どもには、“思い切り甘やかしてくれる存在”も必要だそうです。 

児童精神科医の佐々木正美さんは著書『子どもへのまなざし(完)』の中で、将来をいつも考えて育児するということは“親が望むような子どもになってほしいという、親の自己愛の感情”だと言っています。

一方、おじいちゃんおばあちゃんの愛情についても「ただかわいがって、その子をありのままに受け入れる」愛情であり、どちらも子どもには欠かせない愛情だということです。 

愛情を補ってくれるおじいちゃんおばあちゃんは貴重な存在。

ただし、なんでも買い与えてしまうという場合は注意が必要です。

 

■「なんでも買い与えてしまう」のは罪!?

フランスの思想家、ルソーの言葉に「子供を不幸にする一番確実な方法は何か それはいつでも何でも手に入れられるようにしてやることだ」という名言があります。

子どもには厳しかったおじいちゃん、おばあちゃんも“孫”に対してはついお財布がゆるみがち。

彼らは子育ての責任から解放されていて、とにかく“孫の喜ぶ顔が見れればOK”な立場にいるからでしょうかね。

とはいえ、子ども達が、“ゴネれば何でも買ってもらえる”と勘違いしたら、それは子ども達にとっての悲劇の始まりです。

さらに、子どもと祖父母の関係が“物でつながった関係”となりかねません。

 

■ねだってもイイのは何?

子ども達がずっとおじいちゃん、おばあちゃんと仲良くしていくには、とにかく“思い出”や“経験”をたくさん共有することが重要です。

例えば、どこかに出かけたり、おいしいものを食べるといった“一緒に楽しく過ごした思い出”や、おもちゃ屋さんのかわりに映画館や本屋さんに連れて行ってもらうといった経験はオススメです。

おもちゃはいつか飽きて壊れますが、本や映画の内容は思い出と共に心に残ります。

パパとママは、そんな経験をこっそりサポートしてみてはいかがでしょうか。

ただ、おじいちゃん、おばあちゃんが遠方に住んでいてなかなか会えない場合は、欲しがっていたおもちゃを買ってもらって、一緒に遊ぶのもステキな思い出になるかもしれません。

 

以上、おじいちゃん、おばあちゃんの“甘やかし”との付き合い方についてお届けしました。

「孫なんだから面倒見てもらって当たり前」「何かを買ってもらって当たり前」ではありません。パパとママが感謝の心を忘れず、良い人間関係を結んでいる姿から、子ども達も多くを学んでくれるのではないでしょうか。

 

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【参考】

佐々木正美(2011)『子どもへのまなざし(完)』(福音館書店)

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