効果バツグン!叱らないで叱る「タイムアウト」法って?

平川裕貴

子供

“日本と欧米”双方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している筆者が、昔から注目しているしつけ法に『タイムアウト』というしつけ方法があります。

これは欧米の親がよく使う叱り方で、筆者のスクールでもこの“タイムアウト法”を必要に応じて使っています。

臨床心理士で行動分析学者・奥田健次氏も著書『世界に一つだけの子育ての教科書』の中で、この「タイムアウト法」を推奨する言及をしており、注目されているしつけ法なんです。

そこで、今日は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)の著者・平川裕貴“タイムアウト法による叱り方”についてお話します。

 

■「タイムアウト法」ってなあに?

タイムアウトについては、“数分間子どもを何もできない状態にして反省させる”方法です。前述の奥田氏の著書では、“隔離”とか“強制的退場”という言葉が使われていますが、その場から離すというのがポイントのしつけ方法です。

人に暴力をふるったり、人に迷惑をかけるような行為をしたとき、もちろん最初は口頭で注意しますね。

「それはしてはいけないことだよ」と、きちんと教えます。でも、子どもは注意してもなかなかスンナリ聞いてくれないものです。何度も何度も同じことで注意されるようなら、こちらも強硬手段を取らなければなりません。

筆者は、まずは「これが、最後のチャンスよ」と、口頭で注意するのはこれが最後だと警告を与えます。最後の警告を与えた後でも同じことをした時、いよいよ“タイムアウト”の出番です。

 

「タイムアウト」作戦はこうやります

部屋の隅に座らせる、部屋の外に出させる、みんなから離れた場所に連れていく……など、その場の状況に応じて判断しますが、必ず“その場から移動させて一人”にさせます。

そうして離してしまったら、怒鳴ったり説教したりする必要はありません。放っておきます。幼児にとっては、1分でもじっとしているのは苦痛ですから、5分で十分です。

 

■タイムアウト作戦が終わったら

子どもをその場から引き離して一人にさせると、子どもはいろいろなことを考えているでしょう。

してはいけないことをしたら、親は本当に強硬手段を取るんだと言うことが分かれば十分です。

その後は、クドクド同じことで注意したり説教したりしないで、普通に振る舞ってください。もう完結したのです。

ただし、もし万が一すぐに同じことを繰り返すなら、再度タイムアウトをしてください。やっぱり“引き離して一人にする”――これだけです。

「何度言ったらわかるの!」と怒鳴ったり叩いたりなど激しく訴えてはいけません。

 

筆者はこの“タイムアウト”によるしつけは“正しく叱れる”方法と捉えています。怒鳴る必要はまったくありませんから、ぜひ試してみてください。正しく叱った後、子どもは必ずなついてきますし、信頼を寄せてきますよ。

【関連記事】

※ ひとりっ子が増加!女性が2人目妊娠に消極的な理由3つ

※ たった3つ!男の子を将来「キレない子」に育てるために大切なことって?

※ 恐るべし「イヤイヤ」期!親がやってはならない最悪の対応3つとは

1つでも当てハマってたらキケン!「デキる女性」にありがちなダメ育児7シーン 

※ 新事実!ママに「ハグされるのが多い」赤ちゃんに見られる驚きの特徴2つ

 

 【参考】

平川裕貴(2014)『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)

バイリンガル表紙

 【著者略歴】

※ 平川裕貴・・・専門家ライター。日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子ども英会話教室設立。30年以上に亘り子ども英語教育に携わり、現在3~6歳までの子どもにバイリンガル教育を実施中。近著は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』

関連記事

[fbcomments]