40度でも解熱剤は不要!? 子どもの発熱時に親が「本当に」すべき4つのこと

芦原 陽子

子供

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年明け早々風邪やインフルエンザで仕事を休んでいる人が多いようです。ある家庭では夫がインフルエンザにかかって、子どもから妻へ伝染り、家族全員総ダウン……なんて緊急事態にも発展しているとか。

なかでも、子どもは夜中や休日に急に熱を出したり、具合が悪くなったりすることが多く、自宅で様子を見るべきか、急いで病院へ連れて行くべきか迷ってしまうもの。

筆者も先日、9ヵ月の息子が初めて夜中に39度の熱を出し、動揺してしまいました。

今回はその時、筆者が『小児救急電話相談』に電話をしてアドバイスを受けた体験をもとに、子どもが夜中に発熱した時に、親がとっさにできる4つのことをご紹介します。

 

■1:症状に合わせて空調や衣服を調節する

悪寒があり寒がっている場合には温め、熱が上がり切って暑がっている場合は衣服を薄着にしてあげるのがポイント。乳幼児は大人よりも体温調節機能が未熟なので、着させ過ぎに注意しましょう。汗をかいていればこまめに着替えさせて。

 

■2:水分や母乳をこまめに与える

熱が高くても元気があり、水分がとれている場合は、そんなに心配することはありません。麦茶や乳児用のイオン飲料など子どもが飲みやすいものを与え、乳児の場合はミルクや母乳をこまめに与えましょう。

 

■3:熱で寝苦しそうな場合は、冷やす

生後3ヵ月未満で熱を出した時や、けいれんが5分以上続く時は、すぐに病院へ連れて行く必要がありますが、乳幼児で高い熱が出ることはよくあることなので、まずは落ち着いて様子を見ましょう。

熱はウイルスや細菌と有利に闘うために、身体に必要があって出しているので、上がりきったら自然に下がるもの。40度程度の熱では脳はダメージを受けることはないといわれているので、通常は解熱剤を使う必要はありません。

寝苦しそうで熱を早く下げたい時は、大動脈の通っているわきの下や股のつけねを冷やすと効果的。凍った保冷剤やビニール袋に入れた氷を布やタオルで包んで当ててあげましょう。

以前過去記事『もう試した?熱冷ましの新常識「キャベツ枕」の驚くべき効果』でご紹介した“キャベツ枕”で頭を冷やしてあげるのもオススメ。

 

■4:尿が出ているか、オムツが濡れているかを確認する

嘔吐や下痢が続いていたり、尿が出ていない、オムツが濡れていない場合は脱水している可能性があります。脱水してぐったりしている場合は、点滴などの処置を受ける必要があるので急いで病院へ連れて行きましょう。

 

子どもが夜中に熱を出すことはよくあることですが、今回ご紹介したような基本の看病のポイントを事前に頭に入れておくと、“いざ”というときに冷静に対処できます。

発熱以外にも、子どもの病気やケガで自宅で様子を見るべきか、急いで病院へ連れて行くべきかで迷った時には、筆者も利用した『小児救急電話相談』の全国同一の短縮番号「#8000」を利用してみてください。

小児科医師や看護師から子どもの症状に応じた適切な対処の仕方や、最寄りで夜間や休日に受診できる病院等を紹介してもらえるので、携帯電話などに登録しておくと安心です。

インターネットで見られるものでは、夜間や休日などの診療時間外に病院を受診すべきかの判断目安を提供し、看病のポイントなどをわかりやすく紹介している『こどもの救急』サイトもオススメです。

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【参考】

小児救急電話相談事業(#8000)について – 厚生労働省

こどもの救急(ONLINE-QQ)

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