マネしたい!エキゾチックでオシャレなアラブの「縁起かつぎ」3つ

舞スーリ

社会

Cover-Dubaiaruaru

日本から遠いアラブの世界は、『アラジンと魔法のランプ』や『クレオパトラ』など、ちょっとミステリアスでマジカルなイメージがありませんか?

筆者が住むドバイでは、8割が多国籍の外国人移住者である国際都市にもかかわらず、イスラム教の伝統に従ったエキゾチックな生活文化をしっかり見ることができます。

そんな中、暮らしの中で気づいた”幸運を呼ぶアラブの習慣”を3つ、ご紹介します。日本でも真似したくなる、オシャレなものばかりですよ!

 

■1:ヘナ・タトゥー

arabaruaru-resize

日本で“ヘナ”と言えば、髪染めの印象が強いかもしれません。でも、こちらアラブでは、結婚式、出産などの特別な機会に「赤ちゃんが無事に産まれますように」「幸せに暮らせますように」など願いを込めて、女性が肌を染めるヘナ・タトゥーをします。

タトゥーと言っても肌を傷つけるのではなく、一時的に染めるだけ。ミゾハギ科の植物ヘナの着色作用を利用して、腕や脚などにペースト状にしたヘナを使って美しい模様を描きます。

ヘナ・タトゥーの習慣は古代エジプトに始まり、中東だけでなく、インド、アフリカまで幅広く女性に愛されています。2〜3週間で自然に消え、柄はワンポイントから指・手・腕全体など好みに合わせてできるため、特別な時以外にファッションとして楽しむことも。

安全・気軽にできるので、こちらドバイでは観光客にもかなり人気!

 

■2:お香

dubai-aruaru

アラブでは古代エジプトの頃から、お客様が来る時、外出前などに“お香”を焚く習慣があります。ルームフレグランスとしてだけでなく、衣服に香りを移すため。お香が、縁起が良いものとして魔除け、おもてなし、お守りなどの目的で使用されるのです。

例えば、筆者が日常的に行く普通のショッピング・モールで、遠くから良い香りがすると思ったら、“ウード”という高級なお香や乳香が焚かれていることも。天然の香りなので、これを嗅ぐとすごくリラックスした気持ちになるんです。

実は会社の会議ですら、お香を焚くことも。知人が出席した現地の人々との会議では、お香が焚かれた“マブカラ”という香器が会議出席者に順番にまわされ、日本の神社でするように、煙を身にまとう仕草をして会議をスタートしました。良い香りに包まれて、とても歓迎されている気持ちになったとか!

こんな風に、ドバイでは日常の光景の中にお香がいつもあり、生活に根付いています。日本人が神社のお守りを持ち歩くように、アラブの人々の場合はお香の香りを身につけることが、ファッションだけでなく”お守り”代わりとなっています。

 

■3:ランタン

dubai-aruaru lantern2

ドバイは多国籍で非イスラムの人々が多いと言えども、国教はイスラム教です。イスラム教では貧しい人の気持ちを理解する目的などで、イスラム暦に従い毎年1ヶ月間断食をします。

その断食月の象徴として、元々はエジプトから他国に広まったランタン。これは、暗闇の中の光=希望を表す良きシンボルです。

ランタンは、断食を成し遂げた達成感や、幼い頃から毎年行って来た断食が家族と自分のルーツにもつながるため、郷愁を誘います。また子どもたちにとっては、キリスト教で言うクリスマスツリー的な存在として飾られ、親しまれています。

インテリア的にもカラフルで可愛らしいので、ちょっと部屋に飾ってみたくなりませんか?

  

いかがでしたか?  日本でも、招き猫やダルマなどが幸運を運ぶものとして子どもの頃から親しまれていますよね。

アラブ文化では、宗教的に偶像に願かけをする習慣はありませんが、幸運を願うことが家族の思いをつなぐものであったり、精神を安定させるものであることは、所変われど同じなのではないでしょうか?

 

【画像】

Soso Rodriguez – Flicker

関連記事

[fbcomments]