専門家がズバリ!上の子を「赤ちゃん返り」から救うフレーズ3つ

立石美津子

子供

2人目が生まれると“上の子が赤ちゃん返りする”ことってありますよね。

第2子がまだいらっしゃらない家庭のママにはこんな話をきいたら「これ以上、この子のワガママがバージョンアップするなんて無理……!」と、思わせちゃったでしょうか。

でも、やっぱり親の対応次第ですよ!

そこで今日は『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が“下の子が生まれた時の兄弟時への対応”についてお話したいと思います。

 

■お兄ちゃん、お姉ちゃんの「心の闇」!?

兄、姉になる子どもの気持ちになってみましょう。

第2子出産のためにママは産院に入院、あるいは里帰りしますよね。今まで生まれてこのかた1日たりとも離れたことがないのに、下の子の誕生のせいで生まれて初めてママと一定期間のお別れ、子どもは“永遠の別れ”のように感じています。

 第2子が誕生して弟(妹)とのご対面! というシーンだって、上の子は弟、妹に会える喜びよりも「ママに会える!」「これでママとお家に帰れる!」と喜び勇んで駆けつけたのに……、ガガーン!

ママのその手には自分よりも可愛く小さな赤ちゃん。上の子は「ママを取られた!」と思います。パパもジジ、ババも親戚のおばちゃんも近所の人、その視線は一心に赤ちゃんへ。

おまけに「まあ可愛い」「だっこさせて!」なんて声が飛び交っていて、“完全に無視された”ように上の子は感じてしまいます。面白くないですよね。「今日からお兄さんだよ」と言われても何だか納得できないのです。

 

■上の子に「言ってはいけない」NGフレーズ3つ

出産という大仕事を終えたママ。家に帰れば夜間、3時間おきの授乳生活で消耗しきってしまっているところに、上の子が言うことを聞かないとつい口からこんな言葉が出てしまうかもしれません。

「お兄さんになったんでしょ。もっといい子にしなさい!」

「なんで弟に優しく出来ないの!」

「ママが赤ちゃんの世話で忙しいのわかるでしょ! いい加減にして!」

でも、上の子の気持ちになってみて。下の子が生まれるまでは自分王国だったのに、ある日突然、下剋上の如く王の座を奪われた上に、ママからこれらの言葉を投げつけられると気持ちの持っていき場がありませんよね。

 

■上の子に「言ってあげたい」フレーズ2つ

上の子だって2~3才の子どもですから、気持ちのコントロールを彼ら自身に求めるというのは酷というもの。オトナになったって気持ちのコントロールって難しいじゃないですか。ですから、親が積極的に上の子をフォローしてあげましょう。

●「○○君がタオル畳んでくれるからママは赤ちゃんの世話で大変だけど、助かるわ」

●「いつも我慢していて偉いね。ママは感心しているのよ。」

こんな風に意識して上の子に言ってあげることで、上の子も気持ちも上向きになってくるんですよ。

 

いかがでしたか。

親としては、下に赤ちゃんが生まれたって平等に接しているつもりでも上の子は不満を必ず持つと思ってください。子どもは誰だってママを“独占したい”という欲求があるのにそれが叶わなくなる訳ですから。

その表れで「弟と僕がどっちが好きか」と聞いてきたりするものです。親にとっては「ラーメンとママのどっちが好きなの」と言われているような質問で、両方愛しているママには答えようがないと感じるかもしれません。

でも、そんな時は「○○ちゃんの方が好きよ。だって弟に優しくできるんですもの」と言ってみてもいいかもしれませんね。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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