その叱リ方、全然ダメ!プロが教える子供に「ガツンと響く」4つの伝え方

立石美津子

子供

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子どもが「毎日、同じことを叱っているのにちっとも言うことを聞いてくれない」ってことありますよね。その原因って実は子どもにあるのではなく、ママが発信しているサインが”曖昧”だからなんです。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』の著者・立石美津子が“狼に育ってしまう子どもの親”についてお話ししたいと思います。

 

■子どもに届く“女優的叱り方”4つ

子どもが散らかした時「何で散らかすの!」「片付けなさいと何度、言ったらわかるの!」と感情をぶつけるのはNG。ママの怒鳴り声は左耳から右耳へ通過していきます。

言葉は”否定形”や命令形ではなく“肯定形”がベター。「片付けましょう」の肯定形です。

でも、これでも効果がない時があります。それは、言葉の内容ではなく“非言語”の部分が今一つぱパッとしないからです。そこで、ママが女優になって言葉の内容以外に下記4つを演じてみましょう。

●鬼のような顔をする、又は呆れた能面(=表情筋を全く動かさない)のような顔をする。 

●声のトーンをいつもより低く、魔王のようにドスのきいた声で話す。

●声のスピードをいつもより、ゆっくりと話す。

●長々言わず、短く。言った後も沈黙も間を取る

 

■子どもが喜ぶ“女優的ほめ方”3つ

筆者は子どもたちに授業をしていますが、とって付けたように「良く出来ました」「上手、上手」「お利口さんです」と言っていると子ども達も最初は喜んでいますが、それが心から出た言葉ではないことに気づいてしまうと、褒められても、ちっとも喜ばなくなります。 

オトナの世界でも社交辞令で「また、今度会いましょう」と言われても「本音ではないな」とわかることってありますよね。子どもも同様、社交辞令の褒め言葉は子どもでもお見通しです。

本当にまた会いたい時は、感動に声を震わせながら「今日の出会いは最高でした! 近いうちに又お会いしたい!」なんて言うものです。言われた側もとても嬉しいです。

ですから、子どもに褒める時もママは女優になって感動的に演じてみましょう。

●声のトーンをいつもより高く、明るくする

●声のスピードをいつもより早くリズミカルにする

●感動で震える声を出す。少し目をウルウルさせてもよい

3歳越したら更に褒め言葉の内容もグレードアップしましょう。「凄いね!」「おりこうさんだね」ではなく「片付けたから部屋が綺麗になって皆が喜んでいるわ」など、具体的に何故それが褒められる行為なのか示してあげましょう。

 

いかがでしたか?

筆者は子ども達に授業をしていますが、騒がしい時はは教室の中央に黙って立っています。45秒くらい能面のような顔をして黙っています。すると、子ども達はいつもとは違うタダならぬ嫌な空気を察して勝手に静かになります。

それでも気が付かない時は凄く呆れた顔をして、低い声てたった二文字の「あら……?」で、たいていは静かになります。そして一言、怖い声でこう付け加えます。

「そうだよね。今は先生のお話を聞く時間だったよね」 

この女優的伝え方、実は先生も子どももストレスない伝え方です。是非、家庭ても取り入れてみてくださいね。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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