親のたった3つの視点で「引っ込み思案」の子どもを伸ばせる!

立石美津子

悩み

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公園で水がかかっただけで「えーん」、お友達に押されただけで「ママ~!」と泣きながら助けを求めてくる我が子。 そんな引っ込み思案な子を見て「これからの人生やっていけるのかしら……」と不安になっているママもいるのでは?

そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者・立石美津子が引っ込み思案の子どもとの付き合い方についてお話したいと思います。

 

■1:みんな違って当たり前!

筆者は保育園で0歳児と関わっていますが、まだ生まれて1年も経っていないのに性格が全く違います。

知らない人が横に座っただけで激しく人見知りをする子。誰でもいいから「抱っこ、抱っこ」と両手を差し出してくる子、一人でおとなしく遊んでいる子、動きが激しい子、様々です。

でも、生まれ持った遺伝子(DNA)も気質も違えば、育った家庭環境も違うのです。違って当たり前です。まずはその事実をママが受け入れることからはじめましょう。

こんなことないですか?

離乳食が始まる時期、ちょっと見た目が違ったり、味が違うと全然食べてくれない。

ヨチヨチ歩きが始まる時期になると、公園デビュー。けれどもママに「抱っこ、抱っこ」とせがみ、しがみ付いて泣くばかり。

お友達と遊び始める時期にはママ友の家に行ってもお友達の輪に入ろうとせず、じっと遠くから他の子どもの様子を観察しているだけ。

そんな時、「何で子どもらしく積極的に遊ぼうとしないの?」と他の子と比べ、イライラが沸き起こる。

でも、子どもは「元気に動き回って、お友達と楽しく遊ぶもの」と思うのは、親が決めつけた一つの物差しに過ぎません。これに沿わないから「うちの子は●●できない」と一喜一憂することはありません。

 

■2:“ないものねだり”していませんか?

親は気づかぬうちに、ない物ねだりをしています。

色白の子どもの親は色黒の子どもを見て「うちの子白いから病弱に見えて……。あの子は色黒で元気そうに見えていいわ」

色黒の子どもの親は色白の子どもを見て「色白うらやましい。それだけで可愛いわ」

ご自分に当てはめてみるとわかるはずですが、“ないもの”にフォーカスをしだすときりがありません。我が子に“あるもの”にフォーカスをして、その才能を開花させることをママが手伝うことに意識を向けてみましょう。

 

■3:その子にしかない才能に気づいてあげる

例えば、公園で走り回っている恐いもの知らずの子は、何事もまずどんどん挑戦することができるチャレンジ意欲をもっています。その性格を開花させて、将来凄い発明をしたり、ベンチャー企業の社長になるかもしれません。

いっぽう公園で遊べない引っ込み思案な子は、物事をよく観察して慎重に行動する才能をもっていたりします。また、几帳面で真面目な一面があれば、その才能を生かして将来失敗が許されない技術職で大成するかもしれません。

「●●できない子は●●できない」ではなく、「●●はできないけど、●●ができる」の考え方にママが切り替えてみましょう。そうすることで、悪いことと思っていることに隠れている良い面にこんな感じでフォーカスができるはずです。

•  グズグスしている子→慎重、思慮深い子

•  好き嫌いが多い・偏食のある子→味覚が繊細な子

 

本来ある我が子の気質をママがポジティブに受け止めてあげて、その正反対を望むことを止めてあげると子どもとの向き合い方も一変するかもしれません。ぜひ試してみてください!

 

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【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』

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