ズルル…我が子を「鼻タレ小僧」にしないための7原則

進藤ゆきこ

子供

「ハックション!」の後に聞こえてくる「ズルッ」と鼻水をすする音。英語で鼻水が流れるように出ることを“ランニングノーズ”といいますが、寒い季節になると子どもの鼻水で悩むママも多いのでは?

一度鼻水が出始めると拭いても拭いても終わりが見えず、1週間くらいずっと鼻が垂れていたりするなんてことも……。鼻の下も赤くなるし、洋服も汚れるし、子どもも機嫌が悪いし、ホント「早く止まって~!」と叫びたくなります。

今日はこれからの季節にぜひ知っておきたい、子どもの鼻水を的確にケアするコツをお伝えします。

 

■鼻水の「色」で子供の状態をチェック

悪者扱いされる鼻水ですが、鼻から侵入した細菌や埃などを体外に出す立派な働きがあります。鼻水には透明なものから黄色など色のついたものとさまざま。実は鼻水は“色に注意”と言われているのです。

●“透明”で水っぽい鼻汁

透明で水っぽいサラサラとした鼻汁は、アレルギー性鼻炎、または鼻風邪の初期と考えられます。耳鼻科ではどちらに罹患しているかの判断がつきますので、熱や咳などの症状が他にない場合でも一度受診するとよいでしょう。

●“黄色い”粘っこい鼻汁

ウイルスに感染した場合、局所で『インターロイキン8』と呼ばれる物質がつくられ、白血球を集めます。黄色い粘っこい鼻汁はその戦った残骸なのです。風邪の治りかけ、と判断し油断しがちですが、鼻水が出ている間はママの十分な注意が必要です。

●ドロっとした粘りのある黄色、または“黄緑色”の鼻汁

炎症が鼻の左右にある副鼻腔(ふくびこう)に及ぶと、副鼻腔炎になります。その際膿がたまる場合を蓄膿症といいます。鼻詰まりや頭が重い感じがするので、子どもの機嫌が悪くなります。なかなか鼻水が止まらない場合は早めに耳鼻科や小児科を受診しましょう。

 

■「鼻タレ小僧」2原則

手洗い・うがいをこまめに行う、部屋を加湿する、といった風邪の時の対策に加え、ママが家でできる対処法をご紹介します。

(その1)鼻をすすらせない

鼻をすすると鼻の奥へ鼻水が入り、中耳炎になることがあります。鼻水は感染源となるので、すべて体外へ出してあげることが何より大切になります。

(その2)こまめに鼻水を吸引する、または鼻を正しくかませる

最近は色々な種類の子どもの鼻水吸引器が出ています。これらを使って、まだ上手に鼻をかむことが出来ない子どもの鼻水もママがこまめに吸引してあげましょう。

 

鼻の「正しい」かみ方ポイント5つ

・反対側の鼻を押さえて片方ずつかむ。

・口をしっかり閉じてかむ。

・鼻をかむ前に口から十分息を吸ってからかむ。

・鼻水が全部出るように繰り返しかむ。

・一度で出そうとせず、ゆっくり、強すぎないようにかむ。

両方の鼻をいっぺんに強くかむと鼻の奥の方に鼻水が入り、副鼻腔炎や中耳炎につながる恐れがあるので注意が必要です。鼻のかみ方を教えることも大切な躾の一つとして、ママがしっかり教えてあげましょう。

 

いかがでしたか? 鼻が詰まっていると、口呼吸になりがちです。口には鼻のように埃やウイルスなどを体内に入れないためのフィルター機能や空気を温める加湿機能がないので、口で息をすると病気にかかりやすくなります。

また、口呼吸が習慣づくと、歯並びが悪くなったり、乾燥から口臭が気になったりといった弊害を引き起こす要因にも。“鼻垂れ小僧”になる前に、まずは今日ご紹介したケア法でしっかりとバイ菌を含んだ鼻水を体外に出してあげましょう。

 

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