ココに違いが!ハッピーママは自然に出来ている「イライラしない」3つの思考法

北川ワコ

悩み

子育て中のママの多くの悩み、それは日々の“イライラ”ではないでしょうか。子どもがご飯を食べない、用意した靴を履かない、幼稚園や保育園の時間になっても支度をしない……。「今日はイライラしないと決めていたのに」と自己嫌悪になった経験がある方も多いと思います。 

『子どもを伸ばす「いいね!」の言葉「ダメ!」な言葉』の著者であり、教育コンサルタントである河村都さんが代表を務めるオフィスカワムラに寄せられる悩みの中でダントツに多いのも、「子どもにイライラしてしまう」という相談だそうです。そこで、今回は河村さんに、イライラママの発想の転換方法についてお話しをうかがいました。

 

■1:思い通りにいかないことを楽しむ

「子どもは思い通りにいかないもの、ということを心得ておいた方がいいでしょう。だからこそ思い通りにいかないことを楽しむ、という発想の転換が必要です。同じ事象でも見方1つでプラスになったり、マイナスになったりします」 

筆者も男児2人の子育てをする中で、イライラしたり自己嫌悪に陥ったりすることがあります。でも、河村さんのお話を聞いて、「早くしなさい!」「どうしてちゃんとできないの?」という言葉は、大人の勝手な都合の言葉によって紡がれる言葉でもあるんだな、と気づかされました。 

親の思い通りに動かない子どもにも、子どもなりの理由があり、そのふるまいの中に成長の証が隠されているのかもしれません。

「子どもっておもしろいですよね。昨日と今日とでも全然違ったりするんです」と河村さんはおっしゃっていました。イライラしている時、急いでいる時は、つい子どもの気持ちを置いてきぼりにしてしまいがちです。そんな時、子どもの成長の過程を見落とさないようにしたいものです。

 

■2:まずは言葉の使い方から変えてみる

「言葉は心の中で作られているものが形になって出てきたものです。でも、形から変えていく、つまり言葉から変えていくこともアリじゃないかと思うんです。今までと違うポジティブな言葉を意識して使って、子どもの反応を見て学んでいくことも多くあると思います」と河村さん。

“言霊”という言葉がありますが、まずは、言葉選びから変えてみたら、イライラの気持ちもほぐれていくかもしれませんね。

 

■ 3:「今日も1日無事に過ごせたことが花マル」と考える

河村さんの本の中にこういう一節があります。 

<大変なのはみーんな同じなんですね。みーんな同じなんですけど、自分だけがイライラして、子育てにてこずっているような気持ちになってしまうんです。(中略)

朝起きてから夜寝るまで、子どもを一日元気に過ごさせて、またちゃんと寝かしつける。それだけでも大変なこと。お友達とケンカしてしまったり、多少のことはあったとしても、ケガや事故の危険から守って、一日命を守り抜いた。それだけで、母親としての役目は十分に果たせていると思いませんか?大きな大きな花マル!です> 

「トイレトレーニングがうまくいかなかった」「今日も野菜を食べてくれなかった」とできなかったことを考えるより、「今日も無事に過ごせてよかった。私、よくがんばったと思う」とプラスの気持ちで1日を終える、その積み重ねが大事だそうです。

イライラしてしまった時は、自分自身を冷静に見つめ、気持ちをリセットすることも大事だそうです。イライラは仕方のないことですが、少しずつイライラを減らしていくために、こうした発想の転換方法を用いてみたらいかがでしょうか? 

 

今回は、イライラした時の発想の転換方法についてお届けしました。過ぎたことにクヨクヨせず、明日笑顔でいる工夫をしてみませんか? そして、今日1日無事に終わったら、自分に「花マル」をプレゼントしてくださいね。 

 

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【参考】

河村都(2014)『子どもを伸ばす「いいね!」の言葉「ダメ!」な言葉』(講談社)

 

【取材協力】

※ 河村都・・・20代で幼稚園教諭、そしてNHK『おかあさんといっしょ』にお姉さんとしてレギュラー出演。 その後、大学の講師を経て、一般企業において25年間人材教育の責任者、お客様相談室室長などに従事。 この経験から、「幼児期の教育と体験」が人生の原点であることを実感。

「教育の原点に戻りたい」という強い思いで、2007年に『オフィスカワムラ』を設立。 現在、幼稚園・保育園・小学校の保護者や教職員向け講演・研修、 「都メソッド知育遊び」教材開発・インストラクター養成・教室運営等を行っている。

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