「これなあに?どうして?」質問攻め期に子どもを伸ばすフレーズ3つ

立石美津子

子供

「これなあに?」「どうして?」と何度も聞いてくる我が子。「何で毎回同じことを聞いてくるの?」ってイライラしてしまって、子どものためには何と答えたら良いのか、なんて考える余裕すらなくなっているママもいるのではないでしょうか。でもやっぱり、毎日の親子の会話が子どもの将来に及ぼす影響は気になりますよね。 

そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者・立石美津子が“質問に対してやってはならない親のNG態度”についてお話したいと思います。

 

■子どもは“繰り返し”が好き!求められているのは“同じ反応”

毎日、読んでいる絵本なのにイチゴを指して「これなあに?」、道の看板を指して「これなんて読むの?」と聞いてくるお子さんっていますよね。実はこれ、子どもは答えを知っていてもお母さんの“同じ反応”を期待しているのです。

子どもは“いないいないバア”をすると喜びますよね。これも実はどんな顔が出てくるか“分かっているからこそ”楽しんで期待して待っているんです。笑う準備までしていたりします。

それから、子どもは大人と違って“繰り返し”が好きな生き物。

だから、同じ質問をしてきます。同じことをするのが苦手なのが大人ですが、ここはちょっと辛抱。親子のコミュニケーションと思い、満足するまで答えてやりましょう。

 

■子どもを伸ばさないNGフレーズ3つ

「同じこと何度も聞かないの!」

「忙しいんだから後にして!」

「しつこいのは止めなさい!」

なんて言わないでください。親に質問してこなくなってしまいます。 

筆者が皮膚科に行った時のことです。待合室でサザエさんの漫画を見ている2歳くらいの子どもがいました。「ママ、どうして、サザエさんは怒っているの?」と子どもが聞きました。ママは面倒くさそうな嫌な顔をして、つっけんどんにこう言い放ったのです。

「ママはサザエさんじゃないからわかる訳ないでしょ!」――。

子どもは不満そうな顔になり、その後、待合室にいる間に親に質問することは決してありませんでした。

「どうして猿っていうの?」「どうしてイチゴは赤いの?」と答えられない質問をされた時も、「知らない!」と断らず「ママも知らないから調べてみようか」と言葉の由来などをネット検索して調べる姿を見せておきましょう。“わからないことは調べる“習慣が身に付きます。

 

■子どもを伸ばす黄金フレーズ3つ

こんな風に切り返してみましょう。

●「これなあに?」と聞いてきたら「○○ちゃんはどう思うの?」と逆に質問をする。

●リンゴを指して「これなあに?」と聞いてきたら「梨かしら?」と違う答えを言ってみる。「ちがうよ。リンゴだよ」と答えてくるでしょうから、そうしたら「凄いね」と褒めてやりましょう。

●リンゴを指して「これなあに」と毎回聞いてくるようだったら、たまには「リンゴだよ。赤いね。他にもどんな色のリンゴがあるか調べてみよう」と言う。

 

いかがでしたか? 筆者は長年、幼児・小学生の指導をしています。保護者から「うちの子は“勉強しろ、勉強しろ”と言ってもちっとも勉強しない……」と相談されることがあります。その原因は乳幼児期に子どものの質問に十分、対応していなかったせいだ感じています。小学生になって学習に対しての“なぜ?”という興味関心をすっかりなくしてしまっている状態なのかなと感じています。こんな風にならないためにも、小さいうちから質問にはとことん付き合ってやりましょう。

 

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【参考】

立石美津子(2012)『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』(中経出版) 

小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

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