絶対やめて!子どもが将来「英語力」の低い人になるNG習慣とは

立石美津子

子供

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今の時代はボーダーレスに皆が世界に進出していく時代。英語くらい話せて当たり前、話せないと何かと不都合が多いはず……。そう思って子どもに英語を触れさせようと、工夫しているママも多いのでは?

でも、そんなママが日本語と英語をごちゃまぜにしたおかしな言葉を使っているのをよく聞きます。まだ日本語の基礎ができていない子どもに英語交じりの変な言葉を教えたらどうでしょう?

そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者・立石美津子が“正しく英語に馴染ませる方法”についてお話ししたいと思います。

 

■英語交じりのおかしな言葉を聞かせない

少しでも英単語に触れさせようと、日常の中である部分、部分だけ英語に置き換えているママがいます。ざっとこんな感じです。

「アイス、ゲットしに行こうか?」

「このお菓子、ママとシェアする?」

「時間がタイトだから急いで!」

「ママがハグしてあげる」

これはNGです。 結構思い当たる方も多いのでは?

子どもは生まれた直後から主に親の言葉遣いを聞いて母国語を習得していきます。けれども、日本語と英語をごちゃまぜにした言葉が飛び交う環境にいたら、肝心な日本語が入ってきません。母国語の基礎がメチャクチャになってしまう危険があります。

では、先に挙げたNG例をこんな感じに日本語を入れて置き換えてみましょう。

→「アイスクリームを買いに行こうか?」

→「このお菓子、お母さんと分けようか?」

→「時間がないから急いで!」

→「お母さんが抱き締めてあげる」

お母さんを初めから“ママ”として教えている子どもには無理に“お母さん”にしなくてもよいですが、せっかく日本人に生まれたのですから、“お母さん”と呼ばせてあげるのも教育の一つかもしれません。

 

■国際人として成功する人は「母国語が豊か」な人

英語を話せる人は今たくさんいます。でも、職業として食べて行けるようになるには、実は“日本語の語彙数”をどれくらい持っているかにかかっています。

例えば、同時通訳という仕事があります。

英語を聞いて自分の頭の中にあるどの日本語が一番、適しているかを瞬時に判断し声に出していく職業です。これは母国語力が高い人でない限り、絶対に就けない仕事です。

普段人と話す時でも、同じ意味をもつ言葉であっても私たちは場や人に応じて使う言葉を自然に分けて使っていますね。言葉の引き出しが多ければ多いほど、人とのコミュニケーションが円滑になり、理解が深まると言われています。

 

■バイリンガル教育には完璧な言葉を聞かせること

では、どうやって英語をマスターさせればいいのでしょう。

それは“完璧”な英語を聞かせることです。

例えばパパがアメリカ人でパパの口からは英語しか聞けない、ママが日本人でママは日本語しか喋らない。そうすると子どもは英語も日本語も完璧に話せるようになります。ついでにお祖母ちゃんがフランス人だったらフランス語も話せるようになります。これが本物のバイリンガル教育です。

子どもの脳はパパと喋る時は英語モード、ママと喋るときは日本語モードに自動的にスイッチが切り替わるのです。こうして子どもは完璧な二か国語をマスターします。

でも実際はこんな環境を作るのはなかなか難しいもの。ですから、せめて英語交じりのおかしな日本語を使わない、ということだけでも意識して、まずは正しい日本語を習得させましょう。

家庭で正しい日本語を教えてあげられれば、英語教室に通っても子どもは日本語の語彙の数だけしっかりと英語を吸収してくれるはずです。

 

いかがでしたか。外国人と触れさせることは大切です。でも肝心なことは乳幼児期に揺るぎのない母国語の土台を作っていくこと、ということを忘れずに!

 

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【参考】

立石美津子(2012)『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』(中経出版) 

小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

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