子どもが突然「習い事やめたい」と言ったらどうするのが正解?

立石美津子

子供

子どもが突然「習い事やめたい」と言ったらどうするのが正解?

将来のためにと思って習い始めさせた英語、体操教室、スイミング、書道……。でも、子どもが「行きたくない……」「練習したくない!」とぐずる時ってありますよね。親としては、このまま続けさせた方がいいのか、やめた方がいいのか悩みどころですよね。 

今回は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者・立石美津子が“習い事を嫌がった時の親の対応”についてお話したいと思います。

 

■すぐにやめると忍耐力のない子に育つ?

嫌だと言ったらスグやめる、こんなことを繰り返していると確かに我慢強さや忍耐力はつきません。でも、「将来オリンピック選手にする」「有名ピアニストにする」などの壮大な計画がないのならば嫌がることを続けさせるのはどうでしょうか? 無理してやらせることにより英語、体操、水泳、文字を書くことが大嫌い人なってしまったら元も子もありません。嫌々取り組むと成果も上がりません。やめるのも一つの選択だと筆者は考えます。

 

我慢強さは習い事以外でも育てられる

“我慢強さ”は欲しいおもちゃを買ってやらない、スーパーでダンゴ虫のように「お菓子買って~!」と地べた泣きして騒いでも買ってやらないことなどの日常生活での親の姿勢で十分、身に付いていきますよ。

 

■“連れション”はやめよう

「仲良しの○○ちゃんがバレエを始めたからうちも」「○○ちゃんが退会するからウチの子も……」と始める時もやめる時も連れション状態なのは考えものです。ママ自身も、子どもが習い事を通してどう成長して欲しいかを明確に定めていないため、周りに釣られて衝動的に行動してしまいます。

子どもも「お友達と一緒だから」と始めたけれど、そのお友達がいなくなると「やめたい」と言い出します。親と同じように流されます。こうなると飽きっぽい悪習慣が付いてしまいます。

汗水垂らしてパパ・ママが稼いだお金をドブに捨て、無駄な時間を過ごすのはあまりに勿体ないです。習い事を始める時・やめる時それぞれにおいて、親子とも自分の意志をしっかり持ちましょう。

 

■「何故嫌がっているのか」分析することも大事

子どもが一度スタートした習い事を嫌がるようになった場合、親は原因究明をする必要があります。

水泳は好きだけれども更衣室で意地悪する友達がいるから、レベルの高いグループに入れられてしんどい、コーチが厳しすぎる……など思いもよらなかった原因が見つかるかもしれません。また、行く途中で犬が吠えるのが嫌、コーチがセクハラまがいの行動をとるのでプールへ行くことが恐怖になっている、などのケースも有り得ます。

習い事そのものが嫌なのならばやめるのも方法ですが、その他の理由の場合は嫌がる原因を取り除いてあげることが先決です。

 

“一度始めたことは絶対に続けるさせる”という親の強いポリシーが、時には害になることもあります。子どもが「習い事をやめたい」と言い出したらまずは理由を聞き、どうするか決めましょう。さらに言うなら、一度やめてもまたお金を払えば再入会できます。緩く考えてみてはいかがでしょうか?

 

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【参考】

立石美津子(2012)『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』(中経出版) 

小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

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