言いがちだけど子どもの「将来に悪影響な」お叱りフレーズ4つ

佐藤めぐみ

悩み

言いがちだけど子どもの「将来に悪影響な」お叱りフレーズ4つ

「子供をどう上手く叱ったらいいの?」「叱るときのイライラをなくしたい」このような悩みは、子どもと毎日向き合っているママなら誰しももっているはず。

ではもしこの悩みがママの工夫次第で改善できるとしたらどうでしょうか?

今日は、『プラス思考育児メソッド』でママをサポートする『ポジカリメソッド』を主宰する筆者が、心理学ベースの叱り方でこの悩みを改善するコツとそのルールをご紹介します。

 

■叱るときは「過去と未来」をNG に

ポジティブな叱リ方の基本ルールとは「叱るときは、過去と未来を禁句にする」というもの。「叱ることと、過去と未来がなんで関係あるの?」「そんなことしていないと思うんだけど……」と思うかもしれません。4つNGフレーズをご紹介しましょう。

<過去を引きずっている言い方>

・ 「昨日もママにだめだって言われたでしょ」

・「前回もすぐに失くしたのに、またやって!」

<未来を悲観している言い方>

・「こんな調子では先が思いやられるわ」

・「○○になっても知らないわよ!」

意外とおなじみのフレーズではないでしょうか? でも、これらの言い回しは避けたほうがいい心理学的な理由があるんです。

 

■過去と未来を使わない方がいい「心理学的な理由」とは?

最近の心理学の研究で、プラス思考の人とマイナス思考の人の発想の違いが明らかになってきました。「あの人はいつも頑張っているからポジティブ人間、否定ばかりしているからマイナス人間」といった感覚的なものではなく、学問的にその違いが分かってきたのです。

その中の1つに、

・プラス思考とは、悪いことが起こっても、それを“そのときだけ”のことと捉えられること

・マイナス思考とは、悪いことが起こると、それが“ずっと”続くと考えてしまうこと

という定義があります。

ここでの共通項は、“時間軸”。そして明らかな相違は、その捉え方のスパン。同じアクシデントに遭遇しても、プラス思考の人とマイナス思考の人は時間軸の捉え方が違います。これが今回ご紹介した叱り方ルール“過去、未来をNGにする”につながります。

 

■ママのネガティブ思考は子どもに移っちゃう!

叱る場面というのは、決まって子供がなにか悪いことをしたとき。だから、そのときに“短く捉えるか”“長く捉えるか”で、子供への伝わり方が大きく変わります。

・短く捉える=プラス思考的な叱り方

・長く捉える=マイナス思考的な叱り方

しかも7歳くらいまでは、ママの発想スタイルがそのまま子供に伝わりやすいことも分かっています。

つまり、ママが、

・マイナス思考的に過去も未来も含めて叱ってしまうと、子供も悲観的に捉えるクセがつく

・プラス思考的に短く叱ってあげると、子供もくよくよ引きずらない発想が身につきやすい

というわけです。特に、叱る場面というのはインパクトが強いので、プラス思考発想で短く叱ってあげるのが効果的なのです。

私が行っているポジカリ講座でいつもお伝えするのが、「叱るときは、その場の効き目だけでなく、その子の心への影響まで考えた方がいい」ということ。叱っているときというのは、つい子供が“その時”言うことをきくかきかないかで効果を判断してしまいがちですが、実は、その後に及ぼす影響の方を気にする必要があります。

 

■“ポジティブに叱る”コツって?

心で考えることと、口で発する言葉はつながっているので、心の中であれこれと回想すると、あっという間に、過去と未来を総動員する叱り方に!  ということで“短く叱るためのコツ”は、

• 頭の中の回想シーンをオフにする

• 視線を“今”に向ける

ことにあります。

「もうすぐ夕食だから、おもちゃを片付けて!」「片付けできたらご飯だよ!」こんな感じにその場の状況をみて短く伝えてみましょう。

 

とはいえ、はじめはクセで過去のことを引っ張り出してきてしまうこともあるでしょう。そんなときは「過去を引っ張り出さないで今に視線を向けて」と自分に言い聞かせながら、早いうちに軌道修正をはかりましょう。

叱っていると感情がどんどん溢れてきて暴走しがち、歯止めが利かなくなってしまうので、今日お伝えした方法をうまく取り入れてみましょう!

 

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【著者略歴】

※ 佐藤めぐみ・・・心理学がベースのポジティブ子育て『プラス思考育児メソッド』でママをサポートする『ポジカフェ』主宰。

ママ向けストレス診断、悩み相談、叱り方教室 『ポジカリ講座』 など育児コンサルタントとして活動中。著書は、『子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣』(あさ出版)『叱るときのイライラがなくなる! 子育て心理学のプロ 佐藤めぐみの「ポジカリ」メソッド』 (All About Books)[Kindle版]など。

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