大丈夫!ママが「毒親」育ちでもハッピー親子になれる理由

柳原佳恵

悩み

心の病は子に受け継がれる!? 「毒親」から自分を解放する方法

「自分の子育てが正しいのかわからない」「子どもを見ていると、イライラ当たってしまう」「子どもを愛せない、かわいいと思えないときがある」――。他人に言いにくいだけで、こういった思いを持つママはわりといるのではないでしょうか? このようなママは共通して以下のような悩みを持っている傾向があるそうです。

「自分に自信がない」「いつも不安を抱えている気がする」「何かに依存してしまう」「自分を大切にできない」「生きている意味がわからない」。

もしあなたに当てはまるなら、それは自分が育ってきた親子関係や環境に原因があるかもしれません。つまり自分の親が『毒親』だった可能性があるというのです。

今回は毒親カウンセラーの加藤なほさんに、“毒親”から自分を解放する方法を伺いました。

 

子どもの人生を支配するのが“毒親”

毒親とはどのような親を指すのでしょうか? 加藤さんによると、

「暴力や性的な行為といった子どものトラウマになるような出来事や、残酷な言葉やひどい仕打ちで子どもを傷つけるといったネガティブな行動パターンを執拗に続け、子どもの人生を支配するようになってしまう親のこと」だと言います。

しかし、トラウマになるような出来事やひどい仕打ちをされたことはない、いわば“普通の家庭”に育っていても、小さいネガティブなことの繰り返しが子ども心に刻まれ、考え方や性格にマイナスな影響を及ぼしていることもあるそうです。

あなたにも「こういうこと言われ続けて嫌だったな」など、思い当たる経験があるかもしれません。完璧な親などいないので、何かしらあるのは仕方が無いこと。全てを“毒親”と呼ぶには激しすぎるかもしれませんが、このような過去と今の自分への影響を認識することが、悩みを解決する糸口になるのです。

 

将来に大きく影響する親の言動

幼いころの親子関係や環境は、人の人生に大きく影響を及ぼします。

自覚はなくても、親の影響によって築かれてしまったネガティブな考え方やクセ、思い込みを案外引きずっているものだったりします。 例えば親から「あなたは運動音痴ね」と言われ続ければ“私は運動音痴なんだ”と思い込み、運動に疎遠なまま大人になるので苦手意識はなかなか払拭できません。

もちろんその逆で、親から褒められたことが好きなこと、得意なことになった経験を持つ子どももいると思います。

良かれ悪かれ、何気ない親の言動は、子どもにとって人生を左右するほどの大きな影響力を持つのです。

 

幼少期の呪縛を解く

精神医療の世界では「病理は世襲する」、つまり「こころの病は親から子へと引き継がれていく」とも言われています。

つまり今あなたが悩んでいることは、過去あなたと親の関係でも起こっていた可能性があります。

もしあなたが、望ましくない言葉・行動をまともに受け止めてしまったがゆえにネガティブな考え方や思い込みを身につけていたことがわかったなら、その呪縛から自分を解いてあげるのです。

ネガティブな親子関係の連鎖を断ち切るためにも、まず自分を見つめ直し問題点を発見しましょう。辛く苦しい場合は無理をせず、カウンセラーやセラピストなどに相談してみるのもよいそうです。

 

幼いころは一人で生きていく力がないため、子どもにとって自分を育ててくれる親の存在は非常に大きいもの。この関係性が人生に影響するのは当然のことです。しかし過去に良くない経験があったとしても、大人になればその呪縛をといて性格を変えていくことは可能なのです。

「毒親だったから私は不幸だ」と諦めるのではなく、ネガティブな考えや思い込みを断ち切って自分を幸せにしてあげれば、あなたとあなたの子どもは新しい良好な関係を築き、何よりもあなた自身がハッピーなママとしてポジティブな日々を送ることができそうですね。

 

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【取材協力】

※ 加藤なほ・・・毒親育ちのカウンセラー。親子関係(母娘関係・毒親)に悩む女性を対象にカウンセリングを行っている。自身の経験をもとに、親子関係の悩みについて、同じ境遇の女性と本音で語らう「おはなし会」を開催。おはなし会参加者対象のグループ講座「本当の自分を取り戻す講座」では、「自分に自信がつき、親や周りに影響されにくい自分になれた」と好評。

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