間違わないで!子どものココロがすくすく育つ「黄金フレーズ」

立石美津子

子供

最近の教育の風潮として“褒めて育てよ”というメッセージに溢れている印象を受けます。でも“褒める”ってある意味“上から目線”の側面があって、「対等な人間として接していますよ」というメッセージを子どもに伝えられないデメリットもありますよね。さらに、多用すると“子ども扱いしている”と子どもは気づくものだったりします。

でも、子どもが潜在的にもっているであろう“やる気”や“優しいココロ”など伸ばしてあげたいものはたくさんありますよね! そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者・立石美津子が“子どものココロがグングン育つ黄金フレーズ”についてお話したいと思います。

 

■「スゴい!」ではなく「ありがとう!」

ズバリ、褒めるより“感謝”です!

食べた食器を下げてくれた”“こぼれたジュースをタオルで拭こうとしてくれた”などのシーンには、褒めるより「ありがとう! お手伝いしてくれてママ助かるわ」と、感謝の言葉を言ってあげましょう。

出来は悪くても当たり前です。まだ不器用ですからコップを割ってしまったり、拭いてるつもりがかえって汚れをまき散らしているだけのこともあるでしょう。でも、うまく出来なくても手伝おうとしてくれた、その行動に対しては“感謝”するのが相応しいと考えるからです。

たとえ家族であっても“親しき仲にも礼儀あり”です。そんな親の後ろ姿を見た子どもは「ありがとう!」の言葉が自然に出る人間にもなります。

 

■“あなた(you)”を主語ではなく“他人(they)”を主語に

子どもが本棚から本をドサッ、ドサッと落とすことを解決したかったら、「何で散らかすの、悪い子ね」ではなく「せっかく片付けたのに残念」言ってみましょう。

お友達のおもちゃが欲しくて奪い取ってしまうようなときは、「どうしてお友達に意地悪するの!悪い子ね」ではなく「お友達が遊んでいるおもちゃをいきなり取ると“○○ちゃんは”嫌だと思うよ」と言ってみましょう。

絵本をビリビリに破く姿を見て「絵本破くなんて」と思いを込めて、「あら~」とちょっと呆れてびっくりした顔をしてみましょう。自分がしたことにハッと気が付くこともあります。

 

“あなた(you)目線”は子どもを頭ごなしに否定することになり、逃げ場がありません。ですから、「○○(you)のしたことで周りが××になった。だから悲しい、残念だ、周り(they)が嫌な思いをしている。どうすれば良かったのか考えてみよう」のように、子どもの人格を否定することなく行動だけ間違っていたことを表情を使いながら伝えましょう。

きっと、自分で気づいてくれますよ。

人間は根源的に貢献意欲がある生き物。“誰かの役に立っている”という思いにハッピーな気分にならない人はいません。“ありがとう”で子どもが潜在的に持っているやる気や良心をグングン伸ばしてあげましょう。

 

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【参考】

立石美津子(2012)『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』(中経出版) 

小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

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