なんと!赤ちゃんは共通して「ピカソの絵が好き」と判明!?

佐藤めぐみ

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子どもの“芸術的才能の芽”も育ててあげたいという親心ってありますよね。その割には子どもがグズりそうでなかなか美術館などに出かられていない家庭もあるかもしれませんが、探してみると子連れでも安心して楽しめる美術館や、絵本カフェなど親子で楽しめるスポットはどんどん増えていますから是非出かけてみてはいかがでしょうか。

というのも、“大人が考えている以上に”子どもは絵画を鑑賞する眼をもっているかもしれない、ということが最近の研究で分かってきたんです。育児コンサルタントの筆者が“子どもと芸術”についてご紹介します。

 

■“赤ちゃんは共通して”ピカソが好き!? 

スイスの大学が9ヶ月の赤ちゃんたちを対象に、赤ちゃんはどのような絵を好むかという実験を、キュビスムの巨匠『ピカソ』と印象派の代表『モネ』の作品を使って行いました。

すると、モネの絵をはじめに見たグループは、しばらくして飽きてきたところにピカソの絵を赤ちゃんの前に置くと、その絵に釘づけになるという傾向があったのです。逆のパターン(ピカソ→モネ)の時は当てはまらず、しかも、ピカソ→ピカソのパターンではそれぞれの絵に強い興味を示したそうです。

実験者達は、他にも様々なパターンを試しましたが、赤ちゃんがピカソを好む傾向は一貫していたそうです。ちゃんと他の絵とのテイストの差を見分けていることが先ずは驚きですよね。

 

■芸術に触れる機会は早過ぎるということはない

今回の実験で分かったのは、赤ちゃんは可愛らしい絵だけを好むわけではないということ。 赤ちゃん向けの絵本に描かれているのは、カラフルなフルーツや、柔らかいタッチで描かれたうさぎ、犬、キリンなどの動物など、いずれも可愛らしい描写が特徴的ですが、実際に赤ちゃんが好むのはそういったテイストではないかもしれないということ。

大人の領域とされる芸術作品にもリアクションできるほどの明らかな好み、芸術的センスが赤ちゃんにはあるのです。

思い出せば、筆者が以前住んでいたフランスでは、幼稚園の頃から校外学習として、著名な美術館見学へと繰り出していました。あの『ルーブル美術館』でも、子供向けのアトリエを頻繁に開催しています。芸術に触れるのに、早過ぎるということはないのですね。

 

以前、“赤ちゃんはビヨンセの曲で泣きやむ”と話題になったこともありました。ピカソの絵も、なにか幼心に響くものがあるんでしょうね。今年の秋は、ピカソの画集を絵本のレパートリーに加えて、親子共々、名画に触れるのもいいかもしれません。

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【参考】

※ What is it about Picasso? Infants’ categorical and discriminatory abilities in the visual arts – Trix Cacchione, Wenke Möhring, and Evelyn Bertin

 

【著者略歴】

※ 佐藤めぐみ ・・・心理学がベースのポジティブ子育て『プラス思考育児メソッド』でママをサポートする『ポジカフェ』主宰。

ママ向けストレス診断、悩み相談、叱り方教室 『ポジカリ講座』 など育児コンサルタントとして活動中。著書は、『子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣』(あさ出版)『叱るときのイライラがなくなる! 子育て心理学のプロ 佐藤めぐみの「ポジカリ」メソッド』 (All About Books)〔Kindle版〕など。

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