大人はやりがちだけど「人間的にマネして欲しくない」親のNG行動習慣8つ  

立石美津子

ニュース

「こんな子に育ってほしい」といろいろと望むのは、親としては当たり前の感情です。でも“蛙の子は蛙”“子は親の姿を映す鏡”なんてことわざもあるように、子どもは親の思い通りになんか育ちません。むしろ、親の後ろ姿を見ていて、親がしているように育つものです。

そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者・立石美津子がちょっと辛口かもしれませんが、“子どもを叱る前に直すべき親のNG行動習慣”についてお話したいと思います。

 

■1:電車の席取り

電車内に入ってくるなり「ほら○○ちゃん、あそこが空いているから座っちゃいなさい」と席取りをさせたり、親がお年寄りが前に居ても寝ている振りをしたりして譲らない。こんな態度を見せながら「思いやりのある子に育ってほしい」「優しい子に育ってほしい」なんて願うのはちょっと厚かましくありませんか、と筆者は考えます。

 

■2:横断歩道をダッシュ!

横断歩道の緑が点滅している時にダッシュして渡ることってありませんか? 「急いでいるし、私と一緒だから危険な目には遭わない」と思っていませんか。こんなことがありながら「車に気をつけるのよ」と注意されても、子どもは「言葉と態度が違うじゃないか」と矛盾を感じてしまいます。

 

■3:自分からは挨拶できない

相手から「おはようございます」と言われない限り、自分からは決して挨拶しない状態になっていませんか? 例えば、保育園の先生から挨拶されてからしか挨拶を返していなかったり、同じマンションに住んでいる人に“特に親しくないから”と挨拶しなかったりするシーンもちゃんと子どもに見られています。

こんな親の態度を見ている子どもは“挨拶をする子”には育ちません。

「挨拶が出来るようになってほしい」と願うのならば良いお手本を親が率先して見せることです。 

 

■4:お礼状を書く習慣がない

普段お世話になっている先生に年賀状一枚も出さない、物をもらってもお礼状も出さないようなママ・パパはいませんか。感謝の心を育てたいのならばお手紙を書く姿を見せましょう。年賀状、暑中見舞いのハガキに子どもに絵を描かせ、そこに親が文章を添えましょう。

 

■5:言葉遣いが雑

「きちんとした言葉遣いを学んで欲しい」と思いながら、1歳の我が子が最初に発した言葉が「超」「やばい」「まじっ」だったら焦りますよね。でも子どもは一番良く耳にしている言葉を覚えますから、子どもの前で話す言葉は特に神経を使いましょう。

 

■6:予定を守らない

約束を守る子に育てたいのならば「登園時刻を守る」「お迎えの時刻に遅れない」「保護者会に無断欠席、遅刻しない」「提出物の期日を守る」……そんな態度を見せておきましょう。

もし、遅刻、欠席しなくてはならない場合は電話をして一報を入れる姿を見せておきましょう。

  

■7:電車内でお菓子を食べさせる

荷物が重いからと足でドアを開けたり、電車の中で化粧をしたり、菓子を食べたりなんて言語道断。電車内で食事をしたり、お化粧するのを他人から見られても恥ずかしいと感じない脳を作ってしまい危険です。子どもがぐずったからとお菓子をすぐ与えてしまうママ、要注意です。

 

■8:頭ごなしに叱る

子どもがお友達のおもちゃを奪い取った時「なんで意地悪するの!」と頭ごなしに親がキレてしまうと、キレる子に育ちます。

人よりいいものを欲しいという気持ちは人間が本来持っている自然な感情で、子どもがお友達から奪い取るのにはそれなりの理由があります。自分の湧き起こる感情にフタをする癖をつけてしまうと、その蓄積が思春期以降、爆発します。

「お友達のおもちゃが欲しい時は『貸して』と言おうね」と、どうすれば良いか手本を見せればいいんです。

 

筆者は子ども達の指導をしていますが、国立小学校へ入学が決まった子どもが地元の公立に行く友達に向かって「みんなは頭の悪い子が行く学校へ行くけれども、僕は頭の良い子が通う小学校へ行く」と言い放ったことがありました。でも、こんな言葉を子どもが思いつくはずもなく……、親が家庭で話題にしているのでしょうか。

子どもに「こうなってほしい」と願うのなら良いお手本を見せることです。

 

【関連記事】

※ 将来「家事が当たり前にできる娘」に育てる3つのコツ

※ 将来に影響!泣く子にはママの「過去形の共感」が必要なワケ

 将来、子どもが恥ずかしい思いする!? 「育ちが悪い」と思われる6つの行動パターン

※ すべてのママに知ってもらいたい!子どもと一緒に使える話題のローションって?

※ ママ友へのプレゼントにも!セレブ御用達のおしゃれなベビーグッズ4選

 

【参考】

立石美津子(2012)『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』(中経出版) 

小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

関連記事

コメント

コメント