どうすればいいの!? 止まない「黄昏泣き」の意外な事実と対処法

黄本恵子

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「ミルクはあげたばかりだし、オムツも湿っていない」、なのに夕方になると泣き出す我が子。 泣き止むことのないその姿に「はぁ…」と途方に暮れているママも多いのでは?

夕方になると激しく泣き出し、何をやっても泣き止まない赤ちゃんの“黄昏泣き”と呼ばれるこの現象、一体なぜ起こるのでしょうか?そして、ママができる対処法は?

今日は、コミュニケーションライターの黄本恵子が、黄昏泣きの原因とその対処法について、お伝えしていきたいと思います。

 

黄昏泣きは世界中の赤ちゃんがやっている

一般的に生後6週間~生後3、4ヶ月の赤ちゃんに見られるとされる、この“黄昏泣き”や“夕暮れ泣き”ですが、別名を『3ヶ月コリック』と言います。

『コリック(colic)』とは、欧米で“親を悩ませるほどの激しい泣きぐずり”のこと。

赤ちゃんが夕方になると激しく泣き出すのは、世界の共通項であるということなんですね。

 

黄昏泣きは成長の証

黄昏泣き(夕暮れ泣き)がなぜ起こるのか? 

その原因については諸説さまざまですが、穀物菜食料理研究科で栄養士の大森一慧先生の著書『自然派ママの食事と出産・育児』によると、私たちの体は自律神経によってコントロールされていて、昼間に働く交感神経(陰)と夜の間働く副交感神経(陽)の切り替えのタイミングが夕方だそうです。

子どもはこの切り替えにまだ体調がついていけず、夕暮れになると泣くことがあるようです。裏を返せば、体のリズムを整えるために起こる、“成長のための段階”とも言えるのではないでしょうか。 

ですから、黄昏泣きが起こったとき過度に心配したり、「自分の育児が悪いのでは……」と自分を責めたりする必要はありません。むしろ、これは「赤ちゃんが立派に成長している証!」と思って見守ってみましょう。

 

対処法1 ママの食事をととのえる

黄昏泣きが起こったときの対処法ですが、大森一慧先生によると、食事をととのえることで身体の陰陽のバランスが整って、夕暮れ泣きもおさまってくるようです。

陰陽のバランスがとれた食事とは、穀物、野菜、海藻類を中心とした和食にみられるような食事のことをさされています。

特に母乳育児の赤ちゃんは、ママの食生活が直接影響するので、食生活を見直してみるとよいかもしれません。

揚げ物やお肉類などが多い(陽性)、もしくは甘いものや辛いものばかりを好んで食べる(陰性)傾向があるなら、野菜や穀物、海藻類を増やしてみてはいかがでしょうか? 赤ちゃんのためだけではなく、ママの健康や美容の維持にも繋がります。

 

対処法2 赤ちゃんのお腹をマッサージする

黄昏泣きはお腹にガスが溜まることで気持ち悪くて泣いている、という説もあります。その場合はママがお腹を中心にマッサージをしてあげるのも効果的かもしれません。

赤ちゃんはママのタッチが大好き。ママのマッサージで赤ちゃんを心地よくさせてあげると自然と機嫌も戻るかもしれません。

 

対処法3 歌を歌う、優しく声をかける

赤ちゃんがまだママのお腹の中にいる胎児のころ、五感の中で最初に発達するのは聴覚と言われています。ママの声はこの世に生まれる前から聞こえている馴染みの音なのです。

だから、激しく泣き出したら焦らず、お腹にいた時にしてあげたように優しく声をかけてあげましょう。歌を歌ってあげるのもひとつの手です。ママの優しい声というのは、赤ちゃんにとって最も安心できるものなのですから。

 

以上、いかがでしたか?

「また今日も始まった……」と途方に暮れるのではなく、成長していく上での大切な証として捉え、今日ご紹介した対処法をできるものから試してみてください。気づいたら自然と泣く回数が減っていった、なんてことがあるかもしれません。

 

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 【参考】

※ 大森一慧(2005)『自然派ママの食事と出産・育児』(サンマーク出版)

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