絶対やめて!本を「図書館からの借り物」で済ませてはいけない理由

立石美津子

子供

絵本って大人用の書籍より高いですよね。文庫本とは違って1,000円以上がほとんど。おまけに読むのは乳幼児期の一時期だけと思うと「だったら、エコ!」と、図書館の借り物だけで済ませたくなりますよね。 

一見節約もできて良い方法のように思えるかもしれませんが、読み聞かせを効果的にする上ではこれって良い方法とは言えないんです。 今日は、『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』の著者・立石美津子が“図書館の賢い利用法”について語りたいと思います。

 

1:図書館は「貸りる場」ではなく「興味のさがし場」と考える

ママやパパが本屋さんで「これ喜ぶかも……!」と、大枚はたいて買って来ても子どもはさっぱり興味ナシの時ってありませんか? せっかく買ってきたんだから、「ちゃんと聞いていなさい!」と叱りたくなってしまう気持ちもわかりますが、こんな風に読み聞かせをすると子どもは本嫌いになってしまって本末転倒なんです。

だったら、子どもと一緒に図書館に行って子どもの”興味の在りか”を探すのはいかがでしょうか。子どもの興味・関心のあるジャンルを探すために図書館を利用しましょう。

 

2:興味を持った本を見つけたら購入!

さて、何冊か借りてきました。子どもが興味を持った本があって「貸し出し延長の手続きをしようかな~」というぐらいだったら本屋さんやアマゾンで買ってあげましょう。お気に入りの本が永遠に自分の物とはならず返却しなくてはならないなんて悲しいです。

気に入った本は数か月、毎晩「読んで~」と持ってくるでしょう。コレが実は子どもにとって成長の大チャンス! 繰り返し1冊の本を読んでもらうなかで、子どもは言葉を覚えていきます。そういえばママやパパも“繰り返し”で読んだ本が何冊かあるのでは?

 

3:「公共の場でのマナー」を教える場として活用する

図書館は公共の場です。静かに本を読みたい人、選びたい人が集う場所です。お菓子を食べたりするのはもちろんNGですし、走ったり、騒いだりするのもいけないところ。

また、借りた本は自分のものではありませんから“借り物を丁寧に扱う”ということも教えることができます。クレヨンで絵を描いたり、誤って破ったりすることも許されない、ということをしっかり教えてあげましょう。

 

生きていく力は“言葉”で培われます。賢く図書館の利用をしながら、言葉と同時に生きていく力を育ててあげたいものですね。

 

 

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【参考】

※ 立石美津子(2013)『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』(あさ出版)

心と頭がすくすく育つ読み聞かせ

 

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

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