この伝え方はダメ?実は責任転嫁になってる躾の禁句2つ

立石美津子

子供

この伝え方はダメ?実は責任転嫁になってる躾の禁句2つ

電車の中で子どもが大騒ぎ。前に座っているおじさんやおばさんがこちらをジーッと睨んで見ています。ママとしてはこの状況から何とか脱出したい……。そんなとき、つい子どもにこんな伝え方をしていませんか?

「ほら、みんな見ているでしょ!」

「怒られちゃうから静かにしなさい!」

でもこれって、実は人の力を借りて躾ていること。言葉を変えて言えば、自分が悪者になりたくないという“責任転嫁”の状態なんです。

そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者の立石美津子が、“どうすれば子どもにママとして責任ある躾ができるか”をお伝えしたいと思います。

 

■1:「怒られちゃうよ」は禁句

電車やバスの中は公共の場。読書をしたい人、居眠りをしたい人、考え事をしたい人、休みたい人……。色んな人が同じ空間にいます。

だから、家や公園と同じように走ったり大騒ぎしたりして遊んでは周囲から冷たい目で見られるのも当然のこと。

「ほら、怒られちゃうから静かにして」と理由を付けて叱るのは、裏を返せば「怒っている人がいなければ騒いでもいい」とも取れます。

「電車、バスの中では騒がないでシーッできる?」とだけシンプルに言えばいいんです。

もし騒いだら「電車の中で騒ぐんだったら、歩いて行くしかないね」「静かにできないなら次で降りようか」と言ってみてはいかがでしょうか。

 

■2:「危ないから降りなさい」は禁句

テーブルの上に乗ったり、飛び降りて遊んだりしている我が子を見ると、つい「危ないから降りなさい!」と叱ってしまいます。

これもある意味“ケガをする”という他の力を借りて躾をしようとしていること。
日頃公園で滑り台やブランコに乗っている子どもにとって、テーブルの上が危ないなんてちっとも、思いません。

「テーブルはご飯を食べるところだから、上に乗ってはいけないよ」「食べ物を置く場所に足をのせるのはやめようね」と言えばいいんです。

好き嫌いをして食べ物を残している子どもに「これ食べないと大きくなれないよ」もママが言いがちな言葉ですが、「残さないで食べられるかな?」「がんばってあと少し食べてみようか」と言えばいいんです。

 

毎日、子どもに向き合っているママ、時には誰かの力を借りたくなってしまう気持ちも分かりますが、そこはグッとこらえてママ自身が自分の言葉をプラスに変えて、自信を持って躾をしましょう。

深く考えず、言葉を選ばず単刀直入、シンプルに言った方が子どもにもまっすぐに伝わりますよ。

 

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【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

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