普通の幼稚園より国語力が下がる!? プリスクールのデメリット5つ

島津優理子

子供

普通の幼稚園より国語力が下がる!? プリスクールのデメリット5つ

今、「将来グローバルに活躍できる子どもを育てたい!」と願う親が多いこともあって、英語で保育する“プリスクール”が増え、幼稚園の代わりに通わせるというのが選択肢の一つになっています。

実際、筆者もプリスクールに娘を通わせています。ただ、最近気になるのが、プリスクールに通わせることのデメリット。これは、今後プリスクールに通わせることを考えているママにとっても非常に気になるテーマだと思います。

そこで今回、国産バイリンガルの育て方講師の加藤由希子さんに、”プリスクールのデメリット”について聞いてみました!

 

■プリスクールは最高の英語教育環境だった!

まず加藤さんは、「子どもの英語教育で最も効果があるのがプリスクールに通うことかもしれません」と言います。

確かに、プリスクールだと園内にいる間はずっと英語に囲まれた環境で過ごすことになります。そのため、必然的に英語が話せるようになります。

筆者の娘のプリスクールでは、日本語を話してはいけないルールがあり、お友達との会話も英語です。

通い始めてから3ヶ月が過ぎましたが、かなり英語力が身に付いています。子どもをバイリンガルにしたいママには嬉しいことですよね。

一方、加藤さんの息子さんは年少まではプリスクール、年中からは普通の幼稚園に通っています。その理由は、次のようなデメリットがプリスクールにあるからだと教えていただきました。

 

■プリスクールに通わせるデメリット5つ

(1)通園に時間がかかる

そもそもプリスクールがあるのは東京都内や首都圏だけ。しかも、いいプリスクールが少ないんです。

加藤さんは、「首都圏や一部の地域には優良なプリスクールが多くあるのかもしれませんが、地方になるとほとんどありません」と言います。

そのため、わざわざ遠くまで送り迎えしないといけなくなりやすいです。妥協して、近所のイマイチなプリスクールに通わせると、後悔してしまうことも……。

あと、先生の質や教育方針などの問題点があったとしても、数が少ないので「別のところにしよう」となりにくいです。これもデメリットと言えるでしょう。

(2)設備が物足りないところが多い

また、筆者の娘のプリスクールは、園庭やプールがありません。もちろん、外遊びの時間やプールの時間(ビニールプール)もあります。

しかし、日本の幼稚園ではしっかり大きな園庭やプールがあるところが多いです。そのため、こういったところがデメリットなのかなと感じます。

「小さいうちは思いきり外で遊ばせたい」と考えているママなら、モヤモヤしてしまうかもしれません。

(3)社会性が身に付きにくいところが多い

プリスクールは、少人数のところが多いです。これは、先生の目が行き届きやすいなどメリットもあります。

けれども加藤さんは、「少人数のスクールでは、社会性を学ぶには物足りないと感じた」と言います。

実際、加藤さんの息子さんは幼稚園に通うことになり、英語力は多少落ちたものの、その代わりリーダーシップを発揮したり責任感も強くなったり、人間的に大きく成長することができたのだそうです。

そのため、「子どもが成長するにあたって身に付けていってほしい能力は英語だけではありません」とのこと。確かに、色々な子どもと触れあう機会が少ないのはデメリットですよね。

(4)授業料が高い

そしてプリスクールは、普通の幼稚園と比べると高額な授業料が必要なスクールがほとんどです。

普通の幼稚園の平均的な保育料は月額2~3万円ほどですが、プリスクールは月8~16万円くらいします。

また、幼稚園に通っている世帯を対象とした補助金が出る自治体もありますが、補助金の対象となるのは、学校教育法上の認可を受けた幼稚園だけ。

プリスクールに通わせることで生活が厳しくなって、食事はいつも質素、おでかけは滅多にできない、なんてことになったら本末転倒ですよね。

(5)小学生になると国語力に差が出る

5つめのデメリットは、英語以外の勉強に支障が出る可能性があるところです。加藤さんは、「プリスクールから日本の小学校に入学した子どもは、国語の読解力に欠ける傾向にある」と言います。

とくに今は、算数なども文章問題が多く出題される傾向にあるため、全ての教科で不利になる可能性もあるのだそうです。

もちろん、日本の幼稚園に通っていても読解力がない子はいます。しかし、とくにプリスクール出身の子どもの多くは長文読解が苦手なのだそう。

そのため加藤さんは、英語絵本を使った家庭学習をメインに行なっている、とのこと。プリスクールより効果は落ちるかもしれないですが、英語に触れる時間やインプットの時間も長いため、効果があるのだとか!

プリスクールに行かないことを選んだママは、ぜひ英語絵本の英語学習を考えてみてください。

 

いかがでしたか?

プリスクールは英語教育する上で、最高の環境。しかし、このようなデメリットもあるのです。

最後に加藤さんから、「どこに入れるにしても、メリット、デメリットを理解した上で、足りないところは家庭での取り組みで補いたいですね」とアドバイスいただきました。それぞれの家庭に合った方法で、楽しく英語教育できるといいですね。

 

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【取材協力】

※ 加藤由希子・・・国産バイリンガルの育て方講師。英文科を卒業しても使える英語が身につかなかった自身の経験から、独自に息子に英語を教える。息子は2歳から英語を話し始め、幼稚園ではバイリンガルに。今はママさんたちにその方法を伝えるセミナーなどを開催している。

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