子どもの態度がすぐにコロリと変わる「魔法の言い回し」16個

立石美津子

子供

子どもの態度がすぐにコロリと変わる「魔法の言い回し」16個

「良い子に育ってほしい」「良いママでいたい」「理想の子育てをしたい」そう思って、子育て本を読んだりネットサーフィンしたり……。

でも、そこで書かれていることは「叱ってばかりいてはいけない」「口やかましくしてはいけない」「否定形で言ってはいけない」「命令してはいけない」「脅し文句を使ってはいけない」「指示ばかりしてはいけない」などのオンパレード!

正論ばかり並べ立てられると、できない自分を責めてしまいがち……。中には、何度言ってもダメな子がいます。頭ではわかっていても、なかなか実行するのは難しいものなんですよね。

けれども、言い回しひとつで大違いなんです!

そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者の立石美津子が、過干渉にならなくなる”言い換え語録”をまとめてみました。

 

■急いでほしい時

(1)早くしなさい → 「亀から兔へ変身~!」「あと、100数える間に片付けようね」

「100、99、98、97、96……」と逆にカウントしていってください。時と場合により、30秒でも10秒でもOK。また、何も言わないで、学校のチャイムのようにタイマーをかけるのもアリです。

(2)早く起きなさい → 「もう7時になったよ」

このように言うと、ついでに時計も読めるようになります。

(3)さっさと出かけなさい! → 「(語気に少し気迫を持たせて)行ってらっしゃい!」

(4)歩かないで!急いで! → 「小走りにね。マラソンしてね」

 

■静かにしてほしい時

(5)大きな声で喋らないの! → 「声のボリュームを3にして!(最大ボリュームを10とした場合)」「ボリューム下げて」

(6)うるさい! 黙りなさい! → 「静かにしよう」「声のボリュームをゼロにして」「電源OFF!」「わ~とっても元気な声が出るんだね! でも電車の中は音量抑えてね」

(7)汚い言葉、悪い言葉を使わないで → 「綺麗な言葉を使ってね」

 

■言うことを聞かせたい時

(8)しっかりママの方を見なさい! → 「ママの目をじっと見てごらん、シジミが見えるでしょ(瞳のことを貝のシジミと言っている)。今から大事な話があるのよ」

(9)今、ママは忙しいから、後にして → 「(しつこく絵本を読んでほしいとせがんて来る時)お皿洗い終わったら読んであげるね」「洗濯物を取り込んだら読んであげるね」「8時になったら読んであげるね」

 

■その他、注意したい時

(10)走らないの! → 「ゆっくりと歩こうね」

(11)いい加減にしなさい → 「あと1分遊んだらおしまいにしよう」「あと3回やったらおしまいにしようね」

(12)なんでちゃんと挨拶出来ないの! 挨拶しなさい! → 「挨拶しようね」「挨拶しましょう」

(13)お手伝いしなさい → 「タオル畳むのは●●君のお仕事だよ」「ゴミ捨て係は今月、●●君の役割ね!」

子どもの仕事、係にしてしまうと、命令せずに済みます。

(14)お兄さんなんだからちゃんとしなさい → 「●●しようね」

一人っ子でも4歳なんだからという意味で年長者扱いをしてはいけません。好きで長男になった訳ではないですし、好きで歳を重ねる訳ではないのでシンプルに言いましょう。

(15)●●君だったらできるはず! → 「●●君、挑戦してみよう」「トライしてみよう」

できないかもしれないので、追い詰めないようにしてください。

(16)ちゃんとしなさい、しっかりしなさい → 「背中をピーンと伸ばして」

 

いかがでしたか?

こんな言い回しなら命令口調にならないので、子どももすんなり受け入れてくれるようになります。すると、自然と親も過干渉しなくて済むので、一石二鳥です。ぜひ、言い換えてみてくださいね。

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・1961年大阪市生まれ。聖心女子大学在学中、幼稚園教諭・小学校教諭免許を取得、佛教大学にて特別支援学校教諭許取得後、障害児教育に携わる。32歳で株式会社パワーキッズ(教室名:エンピツらんど)を起業。

現在、教室に3歳~小学校3年生まで7,500名の生徒が通う。講演家・作家・自閉症児の子どもを持つ1児の母。

著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』(中経出版)、『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』(あさ出版)、『はずれ先生にあたったとき読む本』(青春出版社)がある。

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