どんなにガンコな子どもでもスムーズに心を開く「秘密作戦」5つ

福田ミホ

子供

どんなにガンコな子どもでもスムーズに心を開く「秘密作戦」5つ

子どもには”イヤイヤ期”や”反抗期”があると言われますが、そういった時期でなくても、親の言うことを常にスンナリ聞く子はほとんどいません。

とくに性格的にガンコな子は、ただ言うことを聞かせようとしても平行線になってしまいます。筆者も今3歳の娘がいますが、これまでに何回も「●●して!」「や~だ!」というやりとりをしてきました。

こんな子の場合、真正面から「やって!」というよりも、うまく行動するように仕向ける作戦のほうがうまくいく……という記事を子育てサイト『parenting.com』で発見しました。

どんな作戦なのか、5つの場面の中で説明されていたのでご紹介します。

 

■1:片付けはタイマーと言い換えでうまくいく

おもちゃで遊んで出しっぱなし、ママが片付けようとしても「やだ!」と言って片付けさせてくれないこと、ありがちですよね。

『parenting.com』で紹介された精神療法士のスーザン・スティフェルマンさんは、「片付けをゲームにすること」を勧めています。タイマーを使って、「5分でいくつのおもちゃを箱に入れられるか」といったゲームにしてしまうんです。

さらにそのゲームの記録をシートにして、特にうまくできた日にはシールを貼るといったこともできますね。

またこんなとき、イライラしてつい「片付けなかったら公園行かないよ!」のような脅し文句を言ってしまいがちです。しかし、怒るのではなく明るく「片付けられたら公園行こうね」という形に言い換えた方がいいとスティフェルマンさんは言っています。

たしかに怒って言うことを聞かせてばかりいたら、自分から行動できない人間になってしまいそうです。ガンコな子どもであるほど、それを押さえつけるのではなく、その意志をうまく誘導していったほうが良いんですね。

 

■2:寝かしつけには音楽orイエス・ゲームor二択

子どもはなぜかいつまでも起きていたがります。お風呂に入ってパジャマを着て歯磨きして絵本を読んで就寝、という一連の動作のひとつひとつで、隙あれば脱線していきます。

まず気分を遊びモードから就寝モードに切り替えさせるために、音楽を使っているというママがいます。子どもの好きな音楽(あまり激しいものじゃない方がいいでしょう)をおやすみの曲として、お風呂の時間あたりからかけ始めると良いようです。

また子どもが言うことを聞きやすい状態を作るために、前出のスティフェルマンさんは”イエス・ゲーム”というものを教えてくれました。これは子どもが「イエス」と答えるような質問を最低3回連続して聞くというものです。

例えば、お風呂に入れるとき、「このおもちゃ楽しかったね」「今度お風呂に水中メガネを持ってこようか? 楽しそうでしょ?」「この恐竜さん、お風呂に浮かぶかな?見せてくれる?」といった質問を続けてきいて「ウン! ウン!  ウン!」と答えていると、反抗したい気持ちが薄れ、意見が聞き入れられたとか理解されているという感覚になるそうです。

これは、子ども向けでなくても使えそうな作戦ですね。そしてここでも、子どもの自発性を誘導することが大事です。就寝までの各ステップで、選択肢をふたつずつ示して選ばせます。

例えば、お風呂からあがるときは「じゃあお風呂から出るよ」といきなり宣言するのではなく、「あがったら体は自分で拭く? ママに拭いてほしい?」言って選ばせたり、寝室に行くときも「お布団でこの本読む? こっちの本がいい?」と聞いたり、という感じです。

「どっちもやだ!」 と言い出しても、穏やかに「それはママが聞いたことと違うね。この本読む? こっちの本がいい?」と繰り返します。

これについて、『parenting.com』によれば、子どもは親が同じせりふを繰り返すのを好まないので、根気よく続ければ子どもがあきらめるはず、です。

 

■3:食事しない子には定番の代替メニューを用意

気分が乗らなかったり、好きなメニューじゃなかったりすると「食べない!」といって食卓につかないお子さんはいませんか?(うちの娘です)

そんなとき、家族セラピストのウェンディ・ヤングさんは「子どもが自分で食べられる、いつも同じ代わりの食べもの」を出してしまうのだと言います。

ただしそれは、お菓子などではなく、ちゃんと栄養があって、なおかつ子どもが「自分で決めた」という意識を持たせるために子ども自身で用意できるもの、そしていつも家にあるものが良いそうです。

例えば、豆とかピーナツバターサンド、ヨーグルト、フムス(ひよこ豆のペースト)があげられていますが、日本では納豆ご飯や豆腐などもよさそうですね。

それが何回か続けば、さすがに子どもも飽きてママが作る本来の食事をしてくれるそうです。

栄養が偏るのではないかと心配になるかもしれませんが、少なくとも何も食べなかったり、お菓子でおなかいっぱいになっているよりは良さそうですね。

そしてポイントは、子どもが食べないからといって感情的にならないこと。

本当にガンコな子どもはかなり長い間この状態を続けるそうですが、大人はその間無理やり食べさせるのではなく、なるべく多くの種類のものを食べられるように応援する姿勢が大事です。

 

■4:着替えはまず環境を整えるとうまくいく

ガンコな子は、朝の着替えも一苦労です。ひとたびスイッチが入ると、タンス中から洋服を出してきたりしませんか? 子どもの自発性を生かしつつもスムーズに着替えさせるには、まず環境を整えることが重要です。

タンスの中に季節外れの服やシミが付いて着られない服などが入っていると、なぜかそれを選んで「着る!」と言い張ったりしがち。

そのため、ちゃんと今着られる服だけをタンスに入れておきましょう。夜のうちに朝着るものを出しておくのも有効です。

寒い季節には上着を着なくて困ることがあります。そんなときは「コートは手で持っていく? それともバッグに入れる?」と、ここでも二択を示して子どもに選ばせます。

子どもが小さく、親が外出に着いて行く年代の間は、家を出る時点で上着を着ていなくても大丈夫です。家を出て寒さが実感できてから上着を着れば、そのありがたさを理解できるはずです。

 

■5:宿題は子どもの様子に応じるといい

宿題をやりたがらない子には、いくつか理由や背景があります。

まず、宿題の量が多すぎたりして「どこから手を付ければいいかわからない」といった感覚を持っている場合は、宿題の中身を細かく分けてあげて、「まずこのふたつやってごらん」などとアドバイスします。

また集中力が続かない場合は、あえて勉強時間を10分ごとなど細切れにし、1~2分の休憩を入れます。たいていの子は10分間くらいは集中できるはずです。

勉強をつまらないと感じている場合は、環境で楽しい雰囲気を醸すのも一案。

例えば、テーブルに大きなシーツをかけて即席テントにした中にライトを入れて課題の読書をさせるとか、ボール遊びをしながら単語のつづりを覚えるといった例があげられています。

逆に、自力でできそうな子には親がつききりにならず、あえて別の部屋に移動して必要なときだけ助言する、という形が良いようです。

 

以上、ガンコな子どもの心を開かせるための作戦でした。全体的に、子どもが「自分が決めている」「自分でできる」という感じを与えるように誘導していくのが良いようですね。さっそく試してみては?

 

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【参考】

How to Win Over Stubborn Children - parenting.com

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