恐怖の「ママ友地獄」から身を守るために知っておきたい基本知識

平川裕貴

悩み

恐怖の「ママ友地獄」から身を守るために知っておきたい基本知識

みなさんは今、ママ友とどのように付き合っていますか?

筆者は長年、子どもの英会話スクールの運営を通じて、数多くのママ達と接してきました。ママ達から話を聞くと、やはり大きな幼稚園などではママ同士の付き合いトラブルが多いようです。

中には、ママ友地獄が壮絶で、苦しめられているママも……。

そこで、『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい―しつけと習慣』の著者で、マナー講師でもある平川裕貴が”ママ友トラブルに巻き込まれないために知っておくべきこと”をお伝えします。

 

■ママ友グループに対してできる選択肢

子ども達はもちろん、ママ達も、ママ友付き合いになにかと戸惑いもあるはず。人が集まれば必ずボスが生まれ、グループや派閥ができます。

あなたの子どもの幼稚園や保育園ではどうでしょうか? ママ友グループが既にできているかもしれませんし、今まさにできつつあるもあるかもしれません。

大きな幼稚園では、ママ友グループもひとつやふたつではないかもしれませんね。あなたがボスタイプでなければ、ママ友グループに対してできる選択肢は3つです。

(1)誘われるままにどこかのグループに参加する

(2)グループの特徴を見極めてから自分で選んで参加する

(3)どこにも参加しないか

この中のどれかひとつを選択するには、判断材料が必要ですよね。よってまずは、ママ友グループにありがちな特徴から見ていきましょう。

 

■ママ友グループの仕組み&ボスタイプ

ママ友グループや派閥は、次の4つのどれかで作られていきます。

(1)情報を持っている人の周りに人は集まる ← 情報に引かれる

(2)物やお金を持っている人の周りに人は集まる ← 物に引かれる

(3)噂話や人の悪口が好きな人の周りに人は集まる ← ゴシップに引かれる

(4)リーダーシップを持っている人の周りに人は集まる ← 人格や人柄に引かれる

事前にこのような仕組みがわかると、自分がどうするべきの判断がしやすくなるのではないでしょうか。

それでは、今度はママ友グループのボスにありがちな特徴を見ていきましょう。ボスは大きく、次の3タイプに分かれます。

(1)女王様タイプのボス

・夫の経済力や地位などを後ろ盾にして、ピラミッド型の派閥を作る

・なかなか手に入らないものや情報を持っている

・人を招いてご馳走したり、気前よく人に物をあげたりする

・取り巻きが存在し、その取り巻きが偉そうにする

・おだてられたり、持ち上げられたりするのを好む

(2)姉御タイプのボス

・性格がさっぱりしていて面倒見が良い(時にはおせっかいになる)

・多くの情報や人脈がある

・頼られることを喜ぶ

・ボスは自分一人で、ピラミッド型組織は作らない

(3)女王と姉御のミックスタイプのボス

学生時代にもこんなボス、いませんでしたか? 中には、ボスの特徴を挙げると、「どのママ友グループにも参加したくない」と思ってしまうママもいるでしょう。

 

■グループ参加のメリットとデメリット

ママ友グループに参加した場合のメリットは、情報や物を得られるところ。

子育ての相談や、みんなでワイワイ騒いでストレス解消もできるかもしれません。また、困った時は誰かに助けてもらえるかもしれません。

一方、デメリットは自分のプライベートにまで踏み込んでこられるかもしれないところです。

誘われると断れずに自分の時間を取りにくくなるとか、出費がかさんで負担になるということもあるかもしれません。

自分で派閥やボスのタイプを見極めて、「このグループなら」と参加した場合は、自分にとってプラスのことも多いかもしれません。

しかし、誘われるまま参加した場合は、好きでもないゴシップや人の悪口大会に突き合わされる可能性もありますし、いいようにこき使われてしまう可能性もあります。

自分の性格や家庭環境などから、参加した場合のメリットとデメリットをよ~く考えて決めましょう。

 

■グループ参加しないと決めた場合

もし、あなたがどのグループにも参加しないと決めたら、ウジウジ考えないで、お誘いはお断りしましょう。

誘われた時に「誘っていただいてありがとうございます。でも、今は時間が取れないので申し訳ありません」とでも言えばいいと思います。

一度参加すると、かえって断りにくくなります。その後は距離を保って、あくまでもマイペースを貫くこと。

もちろん、誰に対してもきちんと挨拶する、子どもの関係などでお世話になったらきちんとお礼を言う、子どもが迷惑をかけるようなことをすればしっかり謝るなどのマナーは守って。

特定のグループに参加しなくても、同じように一匹狼を貫く友達ができるかもしれません。

 

仮にママ友達との人間関係に悩むことがあっても、幼稚園なら長くて3年。長い人生、3年なんてあっという間。我が子と良い関係を築く方がずっとずっと大切です。

いちいちママ友グループになんか振り回されないでくださいね!

 

【著者略歴】

※ 平川裕貴・・・日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子ども向け英会話教室を設立。

30年以上に亘り子ども英語教育に携わり、現在3歳から6歳までの子どもにバイリンガル教育を実施中。近著は『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』

関連記事

[fbcomments]