これで子どもを不幸にしない!毒親の連鎖を断ち切る方法3つ

立石美津子

悩み

これで子どもを不幸にしない!毒親の連鎖を断ち切る方法3つ

子どもを厳しく叱った後、「私って、ひょっとしたら毒親?」と頭をかすめることはありませんか?

もしくは突然、毒親から日常的に言われたひどい言葉や受けた理不尽な仕打ちを思い出して、辛くなることはありませんか?

”毒親の呪縛”がいつまでも抜けないと、子どもにも受け継がれていってしまいます。

そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者の立石美津子が毒親の連鎖を断ち切る方法について語りたいと思います。

 

■不幸は親から子どもに連鎖していくもの

今、あなたが無意識にしている子育て、どこからきているかわかりますか? ズバリ、あなたの親があなたにしてきたものです。

というのも、私達は中学・高校の保健体育で”妊娠のメカニズム”についてはしっかり習いますが、子育ての仕方については全く教わりません。

また、妊娠中に母親学級に通っても授乳や沐浴、オムツ交換については教えてもらえますが、子育てする上で絶対にやってはならないことを聞くチャンスはありません。

そのせいで、子育ての仕方の手本はあなたの親だけになり、意識するしないに関わらず自動的に組み込まれています。

ここで、わかりやすい例を挙げましょう。

世の中には、”虐待の連鎖”という言葉がありますよね。これはつまり、虐待を受けた人が、子どもを持つと虐待をする傾向があるということ。

他に、”子は親の鏡” ”子どもの振る舞いを見ると親の考えがわかる”なんて言葉もありますね。これは、親の考えやしていることが見事に子どもに反映されるということ。

よく「叱って育てると自信のない子に育つ」「不安な気持ちで育てると子どもが不安になる」などと言われるのも、子どもの親から受ける影響が非常に大きいからです。

長きに渡って沁み付いてしまった親の思考癖を変えることは、そうそう簡単にはいきません。

 

■不幸な”毒親”の連鎖を断ち切る方法

それでは、どうやって良くない子育ての連鎖を断ち切ればいいのでしょうか?

(1)自分の所有物だと思わない

10ヶ月に渡る妊娠生活。自分の子宮の中にいる赤ちゃんを胃や肝臓のように自分の臓器だと錯覚してしまいます。

でも受精卵になった時点でママのパパの染色体の半分ずつをもらい合体した新しい遺伝子を持つ人間。だから、ママの所有物ではありません。これから未来を切り開いていく立派な人格を持った人です。

適性があるかどうかもわからないのに家業を継がせる、野球選手にする、アイドル歌手にするなど自分の果たせなかった夢を託す愚かなことは止めましょう。

(2)期待しない

「こうであってほしい」「●●でなければならない」という子育ての信念を持たないことも大事です。

というのも、この信念の根拠はあなたの親の毒親からインプットされたものである可能性が高く、正しいものだかどうかは甚だ疑問だからです。

例えば、「嘘をついてはいけない」の子育てポリシーがあるとしましょう。

こういった親は、子どもが嘘をついた時、激しく折檻します。でも、叱る前に「何故、子どもが嘘をつかなくてはならなかったのか」と振り返ることが先決です。

(3)自分を追い込まない

とにかく自分に自信が持てず、「どうせ私なんて」などのネガティブ発言が口癖になっていませんか? これはあなたの親が作った思考癖。

だから「私ってダメな人間」と自分を責めないことです。責めるべき相手はあなたの親。あなたはちっとも悪くありません。同じことを我が子にしないようにしましょう。

ただし、”プラス思考” ”ポジティブシンキング” ”前向きに”などの自己啓発本を読み過ぎて自分を追い込まないように。

「ネガテイブな考えをしている私」をありのままに受け入れ、「そんな私も悪くないじゃん~」と思うようにしましょう。

 

いかがでしたか? 放っておくと、毒親は世襲され極めて危険です。でも、この3つを実行すると毒親の連鎖は断ち切ることができます。ぜひ、できることからトライしてみてくださいね。

 

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【著者略歴】

※ 立石美津子・・・1961年大阪市生まれ。聖心女子大学在学中、幼稚園教諭・小学校教諭免許を取得、佛教大学にて特別支援学校教諭許取得後、障害児教育に携わる。32歳で株式会社パワーキッズ(教室名:エンピツらんど)を起業。

現在、教室に3歳~小学校3年生まで7,500名の生徒が通う。講演家・作家・自閉症児の子どもを持つ1児の母。

著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』(中経出版)、『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』(あさ出版)、『はずれ先生にあたったとき読む本』(青春出版社)がある。

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