親にダメと言われた子どもは将来「共感力が低くなる」と判明!

It Mama編集部

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親にダメと言われた子どもは将来「共感力が低くなる」と判明!

犯罪者は、他人に共感する能力が低いと言われています。自分の子どもを共感できない大人にしたくないですよね。

そう思うなら、「あなたはダメな子ね」「ダメだって言ってるでしょ!」「あそこで遊んじゃダメ」なんて声かけは絶対にやめた方がいいです。

もちろん、頭の片隅には「言っちゃいけない言葉」と入れてあると思います。実はこのような言葉は、あなたが想像する以上に子どもの脳に悪い影響があるのです!

今回、脳科学者であるアンドリュー・ニューバーグさんとマーク・ロバート・ウォルドマンさんの著書『心をつなげる』から、否定的な言葉を使ってはいけない理由をご説明します。

 

■脳科学でわかったネガティブな言葉の影響力

恐ろしいことに、「否定的な言葉を口にするだけで、周りの人間関係を悪循環に陥らせ、最終的には暴力行為に走らせてしまう危険性もある」そうです。

これは、脅すために大げさに言っているのではありません。実際に研究で明らかになっていることなのです!

「ダメ」といったような否定的な言葉や考えに触れた人間の脳を、特別な装置(fMRIスキャナー)で検査。その結果、脳の扁桃体が活性化し、ストレスホルモンや神経伝達物質が大量に放出されたことが判明したのです!

具体的にどんな影響があるかというと、「記憶、感情、情緒をコントロールする脳領域に負担がかかる。不眠や食欲不振を招き、幸福感、寿命、健康に関する脳のはたらきを抑制してしまう可能性もある」とのこと。

否定的な言葉やネガティブな言葉は、こんなにも大きな影響力があるのです! ちょっと怖いですよね……。今すぐやめたくなりませんか?

また、このような言葉に囚われてしまえばしまうほど、話し手に対して不信感が生まれ、共感能力が低くなってしまいます。

「追い打ちをかけるようにネガティブな感情を声にすれば、話し手だけでなく聞き手の脳内でもストレスホルモンが急増する。そして不安やイライラが募り、相手への不信感が生まれ、共感や強調する能力を鈍らせてしまうことになる」

そのため、子どもにはポジティブな声かけが非常に重要なのです!

 

■脳科学でわかったポジティブな言葉の影響力

本の最後にも、「使う言葉を変えれば、脳も変わる」と書かれています。実際、ポジティブな言葉の影響力も非常に大きいです。

「ポジティブな言葉を、ある一定の期間復唱し続けると他者への共感力がはぐくまれる。

実際に最新の研究結果では、そのようなトレーニングによって、大脳新皮質の厚みが増し、闘争・逃走反応を引き起こす扁桃体を縮小されることが明らかになっている」

親の言葉ひとつで、子どもはポジティブに物事を捉えるようになり、人生を変えることができます。

ただ「ダメ」というのは簡単です。しかし、それだけでは、子どもは傷付くだけ! そうではなく、「どうしてほしいのか」を言ってみてください。例えば、「●●しましょう」「●●しようね」というだけで印象は大違い。

また、代替案を出すことも大事です。例えば、「あそこで遊んじゃダメ」は「あそこより公園で遊ぶ方が友達いっぱいできるよ」などと言い換えられますよね。

本当にあなたが「子どもの共感力を高めたい」と思うなら、こういった声かけをしていきましょう。

 

この『心をつなげる』は主に共感コミュニケーションについて書かれているのですが、これを知れば知るほど、共感力の大事さを痛感します。

大人になって人間関係がうまくいかない人は、この共感コミュニケーションができてないからだったのか、と思ってしまうはずです。子どもにどんなポジティブな声かけをしたらいいのかもわかるので、一度読んでみては?

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【参考】

※ アンドリュー・ニューバーグ&マーク・ロバート・ウォルドマン(2014)『心をつなげる』 東洋出版

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