責任感の乏しい日本人が多い「原因」は●●にあることが明らかに

平川裕貴

子供

責任感の乏しい日本人が多い「原因」は●●にあることが明らかに

欧米の人達に比べて、日本人には明らかに責任感が乏しいと思いませんか?

例えば、「記憶にございません」などと言う政治家や、「部下が勝手にやったこと」と言い訳する上司や経営者……。

失敗を人のせいにして平気な人、結構いますよね。だからこそ、我が子はそんな大人にしたくないですよね。

今回は、責任感を身に付けさせるマジックワードを、『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者・平川裕貴がお教えします。

 

■日本人の”責任感の無さ”は日本語会話にある!

そもそも、どうして日本人には責任感が乏しいのでしょうか? 実はその原因の一つは、日本語の日常会話にもあります。

「コップが落ちた」「本が破れた」「びんが割れた」などのように、日本語の会話には原因の説明と責任の所在を明らかにする表現がないことがほとんど。

ですから、例えば「コップが落ちた」と子どもが言ってきたら、まるでコップが自然に落ちたかのように、「あら、たいへん!」とお母さんはすぐに自分で片付けてしまいませんか?

子どもが社会で活躍し成功するためには、しっかりした責任感も必要になります。よって、子どもが何か困ったことが起きたと言ってきた時、まず「どうして?(Why?)」と聞いてください。

 

■「どうして?」で原因と責任の所在を明らかに!

例えば、以下のように聞きましょう。

子ども「本が破れた!」

ママ「どうして?」

子ども「引っ張っちゃったから」

ママ「●●ちゃんが強く引っ張り過ぎて破れたのね」

or

子ども「お水がこぼれた!」

ママ「どうして?」

子ども「手が当たったから」

ママ「●●ちゃんの手が当たってひっくりかえっちゃったのね」

「どうして?」の一言で、原因が明らかになり、責任は自分にあると意識させることができます。

会話の最後にもう一度「強く引っ張り過ぎたから」とか「手が当たってひっくりかえったから」と理由をハッキリさせると、強く引っ張ると破れる、手を動かす時は周りに気を配るというような注意深さも培われていきます。

 

■自分がしたことは自分で後始末させること!

子どもが自分で片付けられる年齢や状況なら、自分で片付けさせます。

結局あとでお母さんがもう一度片付けなくてはならなくなるでしょうが、自己責任を教えるためには、自分で片付けさせるのが一番です。

子どもが自分でできないようなことは、お母さんが片付けたり修復しているところを見せて、やり方を教えていきましょう。

 

「どうして?」は以前にも「子どもにかけてあげると”考える力”がグーンと伸びる魔法の一言」、そして「これでもう怒鳴らない!子どもがワガママをやめてくれるフレーズ」としてもお伝えしましたね。

意外とこの「どうして?」は察する文化の日本、そして記憶することがメインで、先生に質問することをよしとしない日本の教育のせいで、あまり使われなくなってしまいます。

でも、いろいろな能力が身に付く、本当に魔法の言葉だと思いませんか? ぜひ活用してくださいね。

 

【著者略歴】

※ 平川裕貴・・・日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子ども向け英会話教室を設立。

30年以上に亘り子ども英語教育に携わり、現在3歳から6歳までの子どもにバイリンガル教育を実施中。近著は『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』

関連記事

コメント

コメント