自立心もぐんぐん高まる!自分から片付けできる子に育てる方法

島津優理子

子供

自立心もぐんぐん高まる!自分から片付けできる子に育てる方法

親は、我が子に「片付けられる人に育ってほしい」と願うもの。でも、片付けが好きな子どもはいませんよね。

よって、そのためにできることを、ライフオーガナイザーの堀越ゆりかさんに聞いてみました! 堀越さんから伝授していただいた”片付けられる子ども”に育てるためにできるポイントは、大きく3つ。

(1)子どもが片付けやすい仕組みを作る

(2)片付けは特別なことではなく”次の活動に移る前にやるべきこと”と習慣づける

(3)どうせやるならできるだけ楽しくやろうとする

この3つの詳細を、以下からご説明していきます!

 

■1:子どもが片付けやすい仕組みを作る

片付けられる子どもに育てるためには、”わかりやすい・出し入れしやすい収納”にする必要があります。

遊び終わって、「片付けよう」と声をかけたときどこに何をしまうか全くわからなければ、自分で片付けようという気持ちにはならないですよね。

ちなみに筆者には4歳になったばかりの娘がいますが、子どもは意外と片付ける場所を覚えていないもの。

毎日遊んで片付けていても、目の前にあるものを見つけられなかったり、置いてある場所がわからなかったりするんですよね。そこで、堀越さんに教えていただいたのが、以下の方法。

(1)棚やカゴにしまうものの写真を貼ったり、子どもに伝わるマークをつける

わかりやすくするために、まずは、いくつもの置き場所を用意しましょう。

さらに、棚やカゴ、箱に中に入れるものや入れ方があるなら、どのように置くか示した写真を貼ったり、子どもにわかるマークを付けたりして、”何をどこにしまうか”をわかりやすくすることも必要です。

自立心もぐんぐん高まる!自分から片付けできる子に育てる方法

(2)ワンアクションで片付けられる収納にする

そして、ひとつ動作で片付けられるようにしてください。子どもによっては、手順や分類がいくつもあると、面倒になってしまう子もいます。

そのため、カゴにいれるだけ、棚に置くだけといった簡単なやり方だと、片付けに対するモチベーションを保ちやすくなります。

このようなわかりやすい収納は、家に遊びにきた子どものお友達やママにも片付けに協力してもらいやすくなるという効果も期待できるため、大変オススメです!

早速、筆者も堀越さんのアドバイスを参考に、増えて増えて収納に困っている娘のおもちゃを片付けるスペースを作ってみました!

最初は細かく、”野菜” ”ケーキ” ”食器” ”キッチン用品”など分けていました。しかし、これだと大人は片付けられるものの、小さい子どもにはなかなか難しかった様子。

結局、定期的に筆者が片付けることに……。よって、今度は”お人形全部” ”冷蔵庫・洗濯機・お風呂のセット”と少しジャンルをまとめて、写真を貼ったところ、自分でお片付けすることがとても増えました。

自立心もぐんぐん高まる!自分から片付けできる子に育てる方法

子どもには、わかりやすい収納が一番みたいです。

 

■2:片付けは特別なことではなく”次の活動に移る前にやるべきこと”と習慣づける

上記のような片付けやすい仕組みで、”片付けする”ことは、習慣化させましょう。

これは、ごく当たり前の行動です。できたからといって、特別に褒め称える必要はありません。逆に、途中でふざけてしまったり全くやろうとしなかったりしたとき避けた方がいいのは、強く叱責すること。

片付けを嫌いにさせてしまう原因になりがちなので、気を付けてください

そのため、子ども自身が「お片付けに参加した」と思っている様子が見られるときには、褒めなくてもOK。「片付いていることは気持ちがいいこと」と言葉にして伝えるといいでしょう。

例えば、「●●ちゃんと一緒にお片付けでいて、ママ楽しいな(嬉しいな)」「おもちゃもおうちに帰れて喜んでいるね」「(片付けた後の行動中に)キレイなお部屋で●●できて気持ちいいね」など。

つい、「すごいね」「えらいね」と褒めてしまいがちですが、褒める必要はないのです!

 

■3:どうせやるならできるだけ楽しくやろうとする

最後は、楽しむこと。そもそも片付けは、大人でも苦手な人が多いもの。楽しいものとは言えませんよね。

それで堀越さんは、少しでも楽しく片付けられるように、”遊びの延長”という気分を高めてみることを推奨しています。例えば、以下の2つが楽しめてるようになっていいですよ。

(1)ママと一緒にお片付け競争する

子どもは、競争することが好きですよね。筆者も娘と着替えや食事で競争していますが、競争することで、着替えも食事もスムーズに自分でやることが多いです。

よってお片付けも、子どもとママのどっちが早く片付けられるか競争してみると、楽しく、そして「自分でやる!」という気分が湧いてくれるかも!?

(2)おもちゃを擬人化してみる

また、「●●(おもちゃの名前)のおうちはどこかな?」と声をかけてみるのもオススメ! やっぱり「片付けなさい!」と言うだけでは、子どもは反抗してしまいがち。

筆者も娘に「●●(おもちゃの名前)がおうちに帰りたいって!」と言うと、素直に言うことを聞くことが多いです。物を擬人化させて話すと、「片付けなきゃ」と思うのか、意外とやってくれます。

それ以外にも、「●●ちゃん(子どもの名前)が今一番好きなおもちゃはどれ?」などおもちゃについて話しながら片付けたり、片付けのテーマソングを作って歌いながら片付けたりするなどもいいでしょう。

まずは、「”ママと一緒に”お片づけする習慣をつけることが、自分で片付ける第一歩につながっていく」と堀越さんは言います。

そのため、できれば、ママ自身もこの時間を穏やかに楽しめるよう、次の活動開始時間ギリギリではなく、少し早めにおもちゃのリセットタイムを設けてみるといいでしょう。

 

以上、子どもを片付けられる子どもにするためにできることでした。

さらに堀越さんは、「小さいうちから、”次の行動に移る前に片付けをする”習慣をつけることで、成長してからも、片付けや用意に対する抵抗感が少なくなる」と言います。

片付けを心がけることで、自分が出したものは自分で片付けるという自立心を養うことにもつながります。子どもが成長していく上で欠かせないことですね!

 

【取材協力】

※ 堀越ゆりか・・・神奈川県川崎市在住。マスターライフオーガナイザー。理学療法士として子どもを対象とした施設で働きながら2人の男児を育てるワーキングマザーでもある。

今夏以降、ライフオーガナイザー入門講座、オリジナルセミナー開催に向けて準備中。ブログ『今日もオーガナイズ日和 ~家族みんなが快適な部屋づくり~』からも、ライフオーガナイズの考え方を基にした片付け方法を伝えている。

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