「万病の元」なんて噂は大嘘!風邪は薬なしでも治るものだった

It Mama編集部

ニュース

「万病の元」なんて噂は大嘘!風邪は薬なしでも治るものだった

風邪をひいたら、自然と手に取ってしまう風邪薬。実は、日本でしか売っていない薬だってご存知でしたか?

東京近郊のクリニックと都内の大学病院を兼務する29年目の内科医・酒匂常男さんは著書『医者が教える、知らないと怖い50の真実』で、「じつは”風邪薬”と称する薬を市販しているのは先進国では日本くらいで、1,000億円市場と言われているんだぜ」と衝撃告白をしています。

さらに、「風邪をひいたら薬を飲めばいい」なんて思い込みについても、「そもそも薬で風邪を治そうとすることが間違い」と著書の中でバッサリ。

あなたの風邪対策、本当に大丈夫ですか? 早めに正しい医学知識を持っておかないと、子どもにも間違ったことを教えてしまう可能性があります。今のうちに医学的な風邪の真実を知っておきましょう。

 

■風邪薬はウイルスを撃退するものではない!

なぜ風邪薬で風邪が治らないのか? 酒匂さんは、以下のように解説しています。

「いわゆる”風邪薬”って何なのかというと、消炎鎮痛剤や抗アレルギー剤など、風邪の諸症状を緩和させる成分が配合されているだけ。つまり風邪薬は、治す、治せる、治る薬ではないのである」

風邪はウイルスによる感染症。そのウイルスの数も膨大。全ウイルスに効果がある薬はありません。

よく風邪のときに薬を飲むと治るような誤解をしてしまうテレビCMがありますが、そもそも薬にそんな成分は配合されていないのです。それは、箱と説明書にも書かれています。

「風邪薬の箱と説明書をよ~く見てみるといい。そこにはちゃんと書かれている。”感染に起因する症状を緩和させるモノ”と、隠れるほど小さな字で!」

このような説明を聞くと、「風邪の特効薬を発見するとノーベル賞がもらえる」と言われる理由がよくわかるのでは?

 

■「風邪は万病の元」なんて大嘘だった!

しかし、「実際、風邪の患者さんに「風邪は薬で治すもの?」と問うと5割以上の人がそう思っている」と言います。風邪のとき、薬は不要なのです! 酒匂さんは、「勝手にウイルスは出ていく」と言います。

「風邪が治るのは、アナタの体が侵入してきたウイルスをやっつける抗体(免疫)を十分に産生したから。

十分に産生するのに4、5日はかかるから、その頃になって”風邪が自然と治る”のだ。本来は薬なんぞ必要なく、放っておけば治る。ウイルスがいなくなるからだ。

(中略)

よく”風邪は万病の元”というが、これは誤った言い伝えじゃ。先に書いたように、風邪は4、5日で自然に治るのだから、”万病の元”になるわけねーじゃねぇか!」

大きな病気をしたくなくて、「早めに治さないと」と思って薬に頼ることが間違いだったなんて、ビックリですよね……。

 

酒匂さんの『医者が教える、知らないと怖い50の真実』には、他にも「うがいは風邪の予防にほぼ効果がない」「体温を上げることで健康になるなんてあり得ない話」など、よくある噂の真相を暴露しています。

「不調がいつも長引く」「何をやっても良くなっている気がしない」と悩む女性は一度、読んでみては? 意外な事実の連続で、ショックを受けるはずですよ!

【関連記事】

※ あせらないで!乳幼児が風邪を引いてしまったら「ENT」で安心なワケ

※ 医療従事者でも3割感染!ノロウイルス予防に効果的な対策って?

 風邪をひいているときのポカリスエットが「やっぱりOKな理由」

※ 偶然じゃなかった!「用事」があるときに限って子どもが発熱する理由

※ もう試した?熱冷ましの新常識「キャベツ枕」の驚くべき効果

【参考】

※ 酒匂常男(2014)『医者が教える、知らないと怖い50の真実』 SBクリエイティブ

関連記事

コメント

コメント