甘えん坊の子どもが「少しでも幼稚園で泣かなくなる絵本」8冊

島津優理子

子供

甘えん坊の子どもが「少しでも幼稚園で泣かなくなる絵本」8冊

もうすぐ、入園シーズンですね! 今年の春、初めて我が子と離れるママも多いのでは?

そんなとき、気になるのが「バイバイするときに大泣きしないかな?」ということですよね。実際、今までずっと一緒にいたママと離れるのはとても寂しくて、泣いてしまう子どもの話はよく聞きます。

そうなる前に、「幼稚園ではこんなに楽しいことがあるんだよ!」と絵本を教えてあげませんか? 「幼稚園ってどんなところ?」「何をするところ?」ということがわかると、子どもの不安が軽くなります。

そこで今回は、元幼稚園の先生で英語育脳教師の林智代乃さんから、幼稚園での楽しい生活をイメージできる絵本を教えていただきました!

 

■1:おかしゅうぞうの『ようちえんのいちにち』

これは、幼稚園の子どもたちの一日を紹介している絵本。一日の様子が順を追って描かれているため、幼稚園では何をするということをイメージしやすいです。

「幼稚園では何をするの?」という子どもの不安な気持ちを和らげる内容になっています。

 

■2:アン・グッドマンの『ペネロペようちえんへいく』

あのペネロペが幼稚園で絵の具を混ぜて絵を描いたり、外で遊んだりする様子が描かれている”しかけ絵本”です。

しかけを動かすことでペネロペのお手伝いができます。絵の具を混ぜるシーンでは、2色の絵の具を左を右に持つと、下の紙に混ぜた色が出てくるというかなり凝ったしかけになっています。

幼稚園での一日を仕掛けを動かしながら体験できます。

 

■3:ローレンス・アンホールトの『わたし ようちえんに いくの』

この絵本には、幼稚園に通うことになった子どもの不安な気持ちが描かれています。

最初、主人公の女の子は不安がって「行きたくない」と言うのですが、最後には幼稚園が大好きになるという流れになっています。

子どもが不安に思っていることが楽しい絵で描かれているため、子どもにより具体的なイメージを持たせることができますよ。

 

■4:長崎源之助の『なきむしようちえん』

主人公の女の子は毎日泣いてばかりいます。しかし、色々な経験をし、少しずつ慣れていく様子が幼稚園の1年の行事を追いながら描かれています。

幼児の不安な気持ちを和らげてくれ、「幼稚園は楽しいよ」ということを教えてくれる絵本です。

 

■5:アンバー・スチュアートの『ようちえんにいきたいな』

これは、ひよこのピヨくんが幼稚園に行くお話。お母さんから離れるのが不安で、行くのをやめようかと思ってしまったピヨくん。

ですが、勇気を出して、お母さんの「行ってらっしゃい」の言葉で前に出て行く姿が描かれています。

ピヨくんのお母さんの言葉がとても素晴らしく、お母さんの深い愛情を感じることができる内容です。一歩進むときも安心できる土台があることを教えてくれます。

 

■6:はせがわほういちの『ようちえん』

甘えん坊の子どもが「少しでも幼稚園で泣かなくなる絵本」8冊

この絵本には、文章がありません。4月の入園式から3月の卒園式までの1年間が絵だけで描かれています。

言葉は、登場する人たちの会話や擬音語だけ。24人の子どもたち、ひとりひとりが主人公でそれぞれのページに丁寧に描かれています。

「各ページで子どもたちは何しているんだろう?」と探してみたり、季節の移り変わりを感じたり、子どもとたくさんお話しながら読める絵本です。

 

■7:岸田衿子の『きょうのおべんとうなんだろな』

これは、ブタくん、ウサギさん、ネズミさんなどみんなのお弁当が描かれていて、「今日のお弁当なんだろう?」と楽しみになる絵本です。

最後のページにはみんなのお弁当が一覧になっており、それぞれ誰のお弁当か当てっこすることができます。直接”入園”という内容ではないのですが、お弁当を楽しみにするキッカケになります。

 

■8:どいかやの『リックのおへや』

カンガルーのリックが、初めてママのポケットから出て遊びに行く話。

初めて自分から離れる我が子を心配しながら見守るママカンガルーと、必ずママという”帰ってくる場所”があって安心できる子ども。この二人の姿を見るだけで、とても温かい気持ちになれる絵本です。

 

いかがでしたか?

不安いっぱいの園生活ですが、「お散歩で園のそばを通って、”楽しみだね!””楽しそうな場所だね!”と会話して楽しい場所という意識づけをしてあげていくのもオススメ」と林さんは言っています。

ぜひ、絵本と一緒にこのような意識づけも試してみてくださいね!

 

【取材協力】

林智代乃・・・育脳英語講師。自宅にて0歳からの育脳親子英語教室を開催中。この教室は、こどもの特性を活かしながらバランスよく英語というツールを使って脳を刺激するスタイル。モットーは、「ママたちが楽しめる育児」!

ブログ『育児が楽しくなるママの居場所!0歳からはじめる育脳親子英語教室: 船橋・津田沼・薬園台』でも、読むことで育児が楽しくなるような情報を配信中。

 

【参考】

※ おかしゅうぞう(2005)『ようちえんのいちにち』 佼成出版社

※ アン・グットマン(2004)『ペネロペようちえんへいく』 岩崎書店

※ ローレンス・アンホールト(1993)『わたし ようちえんに いくの』 文化出版局

※ 長崎源之助(1983)『なきむしようちえん』 童心社

※ アンバー・スチュアート(2010)『ようちえんにいきたいな』 徳間書店

※ はせがわほういち(1997)『ようちえん』 フレーベル館

※ 岸田衿子(1994)『きょうのおべんとう なんだろな』 福音館書店

※ どいかや(2008)『リックのおへや』 のら書店

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