やりがちだけど実は「子どものわがままが悪化しやすい」親の態度

立石美津子

子供

やりがちだけど実は「子どものわがままが悪化しやすい」親の態度

子どもは、家でも外でも「お菓子買って!」「まだ遊びたい!」「これ食べたくない!」などとわがままを言いませんか? しかも、キーキー声で。耳障りで、本当にイライラしますよね。

わがままを言われたとき、あなたはどうしていますか? 途中で折れてしまったり、わがままを我慢しても褒めなかったり、そのときだけ叱ったり……、そもそも、大人によってしつけが違ったりしていませんか?

実は、親がこのような態度だと、さらに子どものわがままが悪化してしまうので、やめた方がいいです。それはなぜか? 今回、『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』の著者の立石美津子が、この理由をお伝えします。

 

■1:途中で親が折れてしまう

まずは、子どもがお菓子やおもちゃ売り場で大騒ぎしたとき、出かける前は「おもちゃ買わないからね」と約束していたのに、それを撤回して「じゃあ、ひとつだけ買ってあげるから泣き止みなさい」などとやっていませんか?

このとき子どもは、“大騒ぎして泣けば親は買ってくれる”としっかり学習してしまいます。すると、それからが大変です。出かける度に、毎回毎回買ってくれるまで泣き叫びます。

泣き声も、毎回バージョンアップしていきます。すると、完全に親が子どもの手のひらで踊らされてしまっている状態に……。

また、「早く片付けなさい」と言ったあとに結局、親が片付けることはないですか?

例えば、バスの発車時刻が迫っているのに、部屋におもちゃが散乱しているとき。子どもに「まだ遊んでいたい!」と駄々をこねられたら、前言撤回しがちですよね。

しかしこんなとき、子どもに痛い思いをさせなくてはいけません。「もう出かける時刻過ぎそうだからお母さんは先に行っているね」とドアから出る振りをしましょう。

子ども一人では、バス停まで行けません。だから、大慌てで片付けて飛び出してきます。他には、バスに乗り遅れて幼稚園を休む、というような荒療治をしてみてください。

要するに、親が約束をひるがえさないことが大事なのです。買わないと言ったら絶対に買わない、鼻血を出しても買わない。●時に家を出ると言ったら絶対に出かける、どんなに騒いでも”アカンものはアカン”のです。

会津藩の子弟教育”ならぬものならぬ”の精神を親が貫きましょう。そうすると、子どもはダメなものはダメなんだと思うようになります。

 

■2:わがままを我慢しても褒めない&わがままを言ったときだけ叱る

次に大切なのは、お菓子買ってほしかったのに我慢できてえらいね、と褒めることです。親はつい、やってはいけないことをしたときだけ叱りますよね。ほとんどの親が、子どもが何かを改善してもほめません。

散らかしているときだけ「どうして散らかすの、早く片付けなさい!」と怒り、片付いているときは知らんぷり。これでは、子どもだって面白くありません。わがままもやめないでしょう。

よって、わがままを我慢するといった”ちょっとした努力”はしっかり認めてあげてください。すると、子どものモチベーションもアップしますよ。

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